みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
先日、お酒を飲んで体が痛くなる・だるくなる・筋肉痛みたいになるというような症状が出る、急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)についてご紹介しました。
急性アルコール筋症は、体内のビタミンが急激に失われて筋線維破壊が起こるために痛みが出ます。
そのため、ビタミン剤などであらかじめビタミンを補給しておけば痛みは出ないという話だったので、早速試してみることにしました。
ということで今日は、本当に急性アルコール筋症にビタミン剤が効くのかの実験レポートです。
アルコールが引き起こすさまざまな症状についてはこちらへ。
急性アルコール筋症にビタミン剤が効くのか実験に使用するお酒とビタミン剤
今回の急性アルコール筋症にビタミン剤が効くのか実験に使用するお酒は、玉田酒造『華一風 特別純米酒』。
『華一風 特別純米酒』は、原料米『華想い』、精米歩合55%、アルコール度数15~16%の、ショートケーキのような香りの日本酒です。
使用するビタミン剤は、武田製薬の『アリナミンA50』。
薬剤師さんに聞いてB系がたくさん入っているものを選びました。
ビタミン剤を飲むタイミングによる急性アルコール筋症の症状差
今回の実験では、ビタミン剤を飲むタイミングを、アルコール摂取の1時間前と、アルコール摂取開始直後の2パターンで試し、急性アルコール筋症の症状にどのような違いが出るかを検証しました。
アルコール摂取の1時間前にビタミン剤を飲んだ場合の急性アルコール筋症の症状
アルコール摂取の1時間前にビタミン剤を飲んだ場合は、いつもよりは若干痛みが控えめかな?程度で劇的に効いている感じはありませんでした。
飲み始める前に一度トイレに立っていたので、その時に排出されてしまったのかもしれません。
体に吸収されるまでに時間がかかるかと思い、早めに飲んだのですが、あまり意味がなかったようです。
アルコール摂取開始直後にビタミン剤を飲んだ場合の急性アルコール筋症の症状
アルコール摂取開始直後にビタミン剤を飲んだ場合は、痛みもだるさも全く感じなくなりました。
しかし、あまり酔っぱらった感覚にもならなかったため、「あれー?結構飲んでるのに酔わないなー?」などと思いながらカパカパ飲んでしまう結果に。
ビタミン剤を飲むベストなタイミング
実験の結果を踏まえた、ビタミン剤を飲むベストなタイミングは、満足するまで酔っぱらった後ではないかと思います。
できれば、寝支度を終えた後がいいでしょうね。
これなら、摂取アルコール量も抑えられますし、ちゃんと酔っぱらえて、アルコールで失われたビタミンも補給できて、翌日もスッキリ目覚められるはずです。
今後はこの戦法で、酒をたしなんでいこうと思います。
急性アルコール筋症の詳細はこちらへ。
まとめ
- 急性アルコール筋症にビタミン剤は効く
- ビタミン剤を飲むタイミングは酔った後がおすすめ
今回実験してみて、自分はもう体の痛みや、だるさがないと酔っぱらった気がしないことがわかりました。長年酔っぱらう=アルコール筋症だったので当然といえば当然ですね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。