みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
昨日は特にこれといった理由もないのに、気持ちが落ち込んでました。
PMSかな?と思ったのですが、嫁たんは台風(低気圧)のせいじゃないかといいます。
調べてみると、低気圧の影響で気持ちが落ち込んだり、体調不良を起こしたりということはよくあることみたいです。
ということで今日は、低気圧による体調不良のメカニズム、症状、対処方法などについて。
低気圧による体調不良のメカニズム
低気圧による体調不良は『気象病』と呼ばれ、近年認知されつつある病気です。
気象病が起きるメカニズムは、詳しくは解明されていませんが、交感神経が優位になることや、血管が拡張することなどが原因と考えられています。
交感神経説では、内耳の気圧を感じるセンサーの働きで、自律神経系が交感神経優位の状態にとなり、内耳の血流が低下し、また、痛みを感じる神経が刺激されることで、めまいや片頭痛、関節痛が引き起こされるとしています。
血管の拡張説は、気圧の低下によって体にかかる圧力が減り、血管が拡張し、その影響で周囲の神経が引っ張られて痛みが起きるとしています。
他にも、空気中の酸素濃度が低下するからだという説もあります。
低気圧による様々な体調不良と症状の出やすい人
低気圧による体調不良の主な症状
低気圧による体調不良(気象病)は、様々な症状が報告されています。
代表的な症状は、天気痛(古傷がうずく)、メニエール病、喘息、めまい症、体のだるさ、眠気、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、じんましん、吐き気、むくみ、鼻水、心臓発作、脳出血など。
低気圧によって体調不良になりやすい人
これらの症状は、体力のない人や、ストレスに敏感な人に出やすいようです。
男性に比べると、女性の方が症状が出る人が多く、男性の約3倍というデータもあるほど。
また、気圧による体調の変化を感じる人は意外に多く、日本人では約6割の人が体調の変化を感じたことがあるという調査結果もあります。
低気圧による体調不良への対処方法
運動をする
スクワットや腿上げ、ストレッチなどの運動をして、血流を上げてあげると、症状が緩和されるようです。
体がだるくても頑張って動いてみると少し楽になるかもしれません。
お風呂に入る
お風呂も血行が良くなるので効果があるようです。
副交感神経の働きを高めてリラックスできる効果もあります。
深呼吸をして酸素をたくさん取り込む
深呼吸は、血中に酸素を送り込むことができ、かつ、自律神経のバランスを整えてくれる働きがあるので、低血圧による症状を緩和することができます。
深呼吸をしているヒマがない人は、酸素スプレーなどで手軽に取り込むのもいいかもしれません。
気圧が下がる前に『酔い止め』や『痛み止め』を飲んでおく
『頭痛ーる』などの気圧予報アプリで、事前に気圧が下がってくる時期を調べておき、実際に気圧が下がる前に酔い止めや、痛み止めを飲んでおくと、症状を抑えることができます。
気象病持ちの知人によると、酔い止めが一番効くのだそう。
まとめ
- 低気圧のときに体調不良になるのは気象病という病気
- 気象病の人は結構いる、女性に多い
- 症状が出る前に酔い止めを飲むのが効果的
雨の日は憂鬱というのは思い込みではなく、体のメカニズムのようです。雨の日はなるべく寝て過ごしたいですね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。