みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
Amazonプライムビデオで、面白い海外ドラマを探していたところ、『THE KILLING/ザ・キリング』というサスペンスドラマを見つけました。
1つの殺人事件を解決するまでの過程を、1日1話形式で描いていくので、1話1事件形式のドラマよりも深みがありリアルに感じられます。
ということで今日は、海外ドラマ『THE KILLING/ザ・キリング』についてです。
『THE KILLING/ザ・キリング』の概要
『THE KILLING/ザ・キリング』は、2007年にデンマークで制作され、デンマーク史上最高の視聴率を記録したドラマです。
原題は『Forbrydelsen』。
当時は国民の3人に1人が視聴するという超大ヒットで、英国アカデミー賞(BAFTA)最優秀国際シリーズ賞を受賞、アメリカでリメイクされ、こちらも、エミー賞に6部門でノミネートされました。
Amazonプライムビデオで配信されているのはアメリカ版で、シアトルが舞台です。
17歳の少女が、市長選候補者の選挙カーのトランクから遺体で発見され、事件の真相を解明するべく捜査が開始される。
話が進むにつれ、被害者少女やその家族、政治家や警察関係者の秘密が明らかになり、複雑な人間関係が展開されていきます。
本家デンマーク版の予告編はこちらです。
『THE KILLING/ザ・キリング』の見どころ
『THE KILLING/ザ・キリング』は、人物の描写を丁寧に行っているので、序盤は人物の紹介が続くだけで割りと退屈です。
最近テンポの速いドラマばかり見ていた自分には、非常にトロ臭いドラマに感じられました。
しかし、被害者家族のその後の様子がしっかりと描写されたり、色んな人物の隠している秘密が徐々に明らかになったり、大きな陰謀が隠されている臭いをさせながら毎回ホンの少しずつ断片をみせたりと、1話1事件形式のサスペンスドラマでは中々できないような話になっているので、回を追うごとに引きこまれていきます。
それまでは良い人か、無関係な人に見えていた人が、捜査が進むとだんだん怪しく思えてきて、怪しい状態でしばらく焦らしてから真相が明かされ、また違う人に目が怪しくなるというパターンが続くので、どんどん「早く犯人教えて!」って気持ちになっていきました。
主役の刑事たちだけではなく、主要な関係者すべてを丁寧に描いているので、あまりキャラクターという記号を見ている感じがなく、話に深みを感じられます。
映像の作りがどことなくアーティスティックなのも魅力ですね。
Amazonプライムならシーズン3まで無料なので、未視聴の方はぜひ見てみてください。
THE KILLING/ザ・キリング (吹替版) はこちらへ
THE KILLING/ザ・キリング (字幕版) はこちらへ
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まとめ
- 『THE KILLING/ザ・キリング』は、デンマーク史上最高視聴率を記録したドラマ
- 1話1事件形式のサスペンスドラマでは表現できない深みが魅力
余談ですが、1つの事件をずっと追いかけるという点から『ツイン・ピークス』もこんな感じなのかなと思ったりしました。あっちもそのうち見てみたいですね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。