スポっと芯を抜く感覚が楽しい魚の目について、原因、対策、イボやタコとの違いなどいろいろ調べてみた

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みなさまごきげんよう!

嗚呼蛙でございます!

 

以前、魚の目ができた際に、魚の目のことを調べてメモをしたためていたんですが、すっかり公開するのを忘れていました。

当時は自宅での魚の目治療の体験から、魚の目に恋していた状態だったので、魚の目全般の知識から、原因、対策、イボやタコとの違いなどについて徹底的に調べてましたよ!

今思うと「何やってんだよ…」って感じですが。

 

ということで今日は、魚の目についてのお話です。

 

魚の目関連は他にもこんな記事を書いています。 

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魚の目とは

魚の目とは、表皮の角質層が真皮内に向かって肥厚増殖する現象のことです。

なんのこっちゃって感じですが、ようするに、角質層と呼ばれる体の一番側にある皮膚が、真皮と呼ばれる体の内側にある皮膚に向かって増殖し、トゲのような形になってしまうということ。

このトゲ状になった皮膚は、角質柱と呼ばれます。

 

いわゆる魚の目の芯とは、このトゲ状になった角質層のことを指します。

魚の目は、芯の部分が白または黄白色の円形をしている場合が多く、白くて円い形が魚の目のように見えることから、魚の目と呼ばれるようになったそう。

 

正式名称は『鶏眼』、英語では『Corn』、他の言語にも魚の目を指す単語があります。

人種や気候、環境の区別なく発生する症状であることがうかがえますね。

 

 

魚の目が痛い理由

魚の目は、押すと痛みがることが多いです。

足の裏にできた場合は、場所によっては歩く度に痛い思いをすることになりますね。

 

魚の目が痛い理由は、先ほど書いた角質柱にあります。

角質柱は、普通の皮膚よりも硬く、真皮に向かってトゲ状になっているため、素足でトゲを踏んだのと同じように痛むわけです。 

自分が初めて魚の目で痛い思いをした時は、靴の中に小石が入ったのかなと思いました。

 

以下は、自分で角質柱を抜いたときの写真です。

長さは1mm程度ですが、こんなのが皮膚に埋まっていたら痛いに決まってますね。

魚の目の芯

 

 

魚の目ができる原因

魚の目ができる原因は、靴のサイズ、足の形、歩き方、新陳代謝、血行不良など様々あります。

ここではそれぞれの原因とその理由について解説しましょう。

 

靴のサイズや形状が魚の目の原因になる理由

靴のサイズが小さい場合、足が圧迫されますし、大きい場合は、摩擦が起こります。

圧迫や摩擦により、角質が固くなると、魚の目ができる原因になってしまうようです。

 

ハイヒールや、パンプス、サンダルなど、足に余計な負担をかける靴も、圧迫や摩擦が起こるので、魚の目の原因になります。

また、靴の横幅が狭く、足の指と指の間に摩擦が起きるような場合、足の裏だけではなく指の間に魚の目ができることもあるようです。

 

そういった靴をよく履くため、女性の方が魚の目が出来やすいそうですね。

 

足の形が魚の目の原因になる理由

偏平足や、外反母趾、開張足などの場合、足が靴に当る箇所が広かったり、圧力がかかり続ける箇所が発生したり、衝撃を吸収できなかったりといった状態が発生します。

すると、靴が合わない場合と同様に、圧迫や摩擦が起き、角質が固くなって、魚の目ができやすくなります。

 

歩き方が魚の目の原因になる理由

歩き方や姿勢に問題がある場合、足にかかる重心が偏ることがあります。

その結果、足に余計な圧力や摩擦が加わったり、特定の箇所に衝撃が集中するため、魚の目の原因になるようです。

 

新陳代謝が魚の目の原因になる理由

新陳代謝の悪さも魚の目の原因になる場合があります。

新陳代謝が悪いと古い角質が溜まりやすいため、角質層が厚くなり、魚の目が発生する場合があるようですね。

新陳代謝が悪くなる原因は、冷え症や運動・睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどで、これらは、魚の目以外にもさまざまな病気の原因になる事柄です。

魚の目に関係なく、改善できるところは改善していった方がいいでしょうね。

 

血行不良が魚の目の原因になる理由

血行が悪いと皮膚に十分な栄養素や水分が行きわたらず、新陳代謝が落ちたり、乾燥しやすくなったりします。

皮膚が乾燥した状態のいうのは、肌が弾力を失って固くなっている状態なので、刺激を吸収しきれず、角質層が厚くなり、魚の目が発生しやすくなるようです。

 

 

魚の目ができる体の部位

魚の目は、圧力や摩擦で角質が厚くなることにより起きる症状なので、角質がある場所ならどこにでもできます。

圧力の加わりやすい足の裏にできる場合が多いですが、指と指の間や、靴がよく当たり圧力と摩擦がかかる箇所などにも発生するようです。

また、足以外にも、手のひらや、手の指先など、圧力がかかることが部位にできることもあります。

 

 

魚の目とイボ・タコとの違い

魚の目は、見た目イボやタコと似ていますが、これらは全くの別物。

イボ・タコと魚の目の違いについて簡単に解説しましょう。

 

イボと魚の目の違い

イボとは、ヒトパピローマウイルス感染によってできる腫瘤(しゅりゅう)のこと。

医療的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)というそうです。

ヒトパピローマウイルスには、100種類以上の種類があり、ウイルスの種類によって症状が異なります。

 

見た目は魚の目に似ていますが、ウイルスによってできる腫瘤なので、皮膚が厚くなってできる魚の目とは全くの別物です。

ウイルス性なので、放っておくと他の部位に広がったり、他人に感染ったりするので、早めに病院で治療してもらう必要があります。

 

イボはできたことがあるので、治癒過程についての記事を書いています。 

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タコと魚の目の違い

タコとは、皮膚の角質層が極端に肥厚した状態のこと。

ようするに、皮膚の表面が厚く、固くなった状態になるということです。

漢字で「胼胝」と書き、「べんち」とも読みます。

皮膚に、圧力や、摩擦、衝撃がかかる箇所にできることが多いです。

 

皮膚が厚くなり、固くなるという点は魚の目と同じですが、魚の目と違い芯がありませんので、押しても痛くない場合が多いようです。

むしろ、皮膚が厚くなっている分、刺激に強くなっているので、針などでつついてもそれほど痛くなかったりします。

 

 

魚の目は恥ずかしい?

理由は不明ですが、一般的に魚の目があるのは恥ずかしいことのようです。

ただ皮膚に白っぽい点ができるだけなのに、なぜ恥ずかしいと思うのでしょう?

 

自分の場合は、昔好きだった「TRICK」というドラマの中に、魚の目が水虫と同じように恥ずかしいことであるようなセリフがあり、それから「魚の目は恥ずかしいのか、ふーん」と思うようになったので、メディアの影響なのかと勝手に思っています。

 

 

魚の目の予防法

魚の目の原因は、圧迫や摩擦、代謝の悪さなど、角質が厚くなる要因になること全般なので、それらを防ぐことが予防に繋がります。

魚の目は、足の裏や、足の指の間など、足にできることが多いため、まずはサイズの合った靴を履くことや、衝撃を和らげてくれるインソールを利用すると良いでしょう。

 

 

魚の目の治療法

イボコロリ絆創膏タイプを魚の目に貼り付け

魚の目の治療法には、スピール膏や、サリチル酸メチルを患部に塗って角質層を柔らかい状態にして削り取る方法、レーザーで除去する方法、フットケア・サージトロンという機械を使用する方法などがあります。

自分は自宅で治療しましたが、魚の目だと思ったら実は魚の目じゃなかったというケースもありますし、芯を完全に除去できなければ再発するので、まずは皮膚科を受診した方が良いでしょう。

魚の目でなくイボだったりすると、削った際にウイルスがばら撒かれて、他の部分に広がってしまう可能性もあります。

また、皮膚科で治療を受ける場合は、確実に芯を除去してもらえるので再発の心配もありません。

 

 

魚の目の自宅治療体験談

自分の場合、魚の目の自宅治療には、イボコロリの絆創膏タイプ、液体タイプを使用しました。

角質が柔らかくなるまで、3日ほど続けなければいけませんが、芯を抜くのが非常に楽しかったのでまたやりたいなと思っています。

治療の詳細はこちらからどうぞ。 

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まとめ

  • 魚の目の原因は、圧力摩擦などの皮膚への刺激が主
  • 足にできやすいので靴のサイズに注意し、インソールを使いましょう
  • 魚の目治療は皮膚科へ行くことをオススメしますが、自己治療もできます

自分は自宅で魚の目を治療しましたが、魚の目に見えても実はイボである可能性もあるので、ちゃんと病院に行った方がいいらしいですね。

 

 

では、今日のところはこの辺で。

嗚呼蛙でした。