みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
寝起きに幻覚を見ることがある自分ですが、実は『閃輝暗点』という症状もよく出ます。
視界にチラチラした光のようなモノが現れ、しばらくすると頭痛が始まるイヤな現象です。
ということで今日は、閃輝暗点についてのお話。
閃輝暗点とは
閃輝暗点(せんきあんてん)とは、視界にチラつく点が現れる症状です。
症状が収まったあと、偏頭痛や吐き気が発生する場合が多いそう。
チラつく点は、太陽を直接見た時に視界に残るモワモワした光が、水のついた液晶モニタのようなチラつきを持っていて非常に目障り。
形は歪んだ三日月のような形をしていて、初めは小さい点なんですが、だんだん大きくなり頭の横を通り抜けるような感じで消えていきます。
目の異常ではないので、目をつぶっても消えません。
症状が発生してから終わるまで、こちらの動画のような視界になります。
動画は30秒ほどですが、実際発生している時間は5~40分程度。
閃輝暗点 / せんきあんてん / scintillating scotoma
閃輝暗点の原因
閃輝暗点の原因は、長い間不明とされていましたが、最近は、脳の後頭葉にある血管が収縮するために発生すると考えられているそうです。
視覚を担当している部位に血液が正常に送られなくなり、異常なモノが見えるのかもしれないですね。
また、この時の血管の収縮は、セロトニンの大量分泌によって起こると考えられているそうです。
閃輝暗点の経験
自分の場合、初めて閃輝暗点が発生したのは高校生の時。
心霊スポットに行った後、体がだるくなり、視界がチラつき、チラつきが収まったあとに、頭痛と吐き気が発生しました。
危うく昼ごはんに食べたラーメンを戻すところでしたね。
元々頭痛持ちで、気圧の変化などでちょくちょく頭が痛くなるので、閃輝暗点と頭痛が中々結びつきませんでした。
最初の発生が心霊スポットに行った後だったこともあって、その後しばらくの間、心霊現象だとばかり思ってましたね。
初めのうちは、発生する度に頭の中でお経もどきを唱えたりしていたものです。
今は発生頻度も減り、痛みもマシになったので、かなり楽になりました。
年齢とともになくなっていくものらしいので、このまま消え去って欲しいなと思っています。
まとめ
- 閃輝暗点は偏頭痛の前兆現象
- チラつく点が視界に現れ、大きくなり消える
- 閃輝暗点が発生する原因は、血管の収縮
- 年齢とともになくなっていく
- 頭痛が起きた場合は頭痛薬をどうぞ
芥川龍之介の『歯車』でも出てきているので、割りとポピュラーな症状だと思っています。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。