みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
この記事は、週刊少年ジャンプ連載中の『僕のヒーローアカデミア』のネタバレまとめです。
毎週金~日曜日の間くらいに、最新話のネタバレあらすじを掲載していきます。
記事に追記していく形で、更新していきますので、ネタバレ平気な方は時々覗いてみてください。
Kindle無料コミック情報も書いています。ジャンプ作品も結構あるのでぜひご覧ください!
- 【最新】僕のヒーローアカデミア 145話(週刊少年ジャンプ2017年No.33号分掲載)
- 【バックナンバー】僕のヒーローアカデミア 144話以前
- 僕のヒーローアカデミア 144話(週刊少年ジャンプ2017年No.32号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 143話(週刊少年ジャンプ2017年No.31号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 142話(週刊少年ジャンプ2017年No.30号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 141話(週刊少年ジャンプ2017年No.29号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 140話(週刊少年ジャンプ2017年No.27号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 139話(週刊少年ジャンプ2017年No.26号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 138話(週刊少年ジャンプ2017年No.25号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 137話(週刊少年ジャンプ2017年No.24号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 136話(週刊少年ジャンプ2017年No.23号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 135話(週刊少年ジャンプ2017年No.21・22号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 134話(週刊少年ジャンプ2017年No.20号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 133話(週刊少年ジャンプ2017年No.19号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 132話(週刊少年ジャンプ2017年No.18号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 131話(週刊少年ジャンプ2017年No.17号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 130話(週刊少年ジャンプ2017年No.16号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 129話(週刊少年ジャンプ2017年No.15号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 128話(週刊少年ジャンプ2017年No.13号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 127話(週刊少年ジャンプ2017年No.12号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 126話(週刊少年ジャンプ2017年No.10号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 125話(週刊少年ジャンプ2017年No.10号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 124話(週刊少年ジャンプ2017年No.9号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 123話(週刊少年ジャンプ2017年No.8号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 122話(週刊少年ジャンプ2017年No.7号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 121話(週刊少年ジャンプ2017年No.6号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 120話(週刊少年ジャンプ2017年No.4・5号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 119話(週刊少年ジャンプ2017年No.2・3号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 118話(週刊少年ジャンプ2017年No.1号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 117話(週刊少年ジャンプ2016年No.52号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 116話(週刊少年ジャンプ2016年No.51号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 115話(週刊少年ジャンプ2016年No.50号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 114話(週刊少年ジャンプ2016年No.49号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 113話(週刊少年ジャンプ2016年No.48号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 112話(週刊少年ジャンプ2016年No.47号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 111話(週刊少年ジャンプ2016年No.46号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 110話(週刊少年ジャンプ2016年No.45号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 109話(週刊少年ジャンプ2016年No.44号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 108話(週刊少年ジャンプ2016年No.43号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 107話(週刊少年ジャンプ2016年No.42号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 106話(週刊少年ジャンプ2016年No.41号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 105話(週刊少年ジャンプ2016年No.40号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 104話(週刊少年ジャンプ2016年No.39号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 103話(週刊少年ジャンプ2016年No.38号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 102話(週刊少年ジャンプ2016年No.36・37合併号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 101話(週刊少年ジャンプ2016年No.35号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 100話(週刊少年ジャンプ2016年No.34号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 99話(週刊少年ジャンプ2016年No.33号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 98話(週刊少年ジャンプ2016年No.32号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 97話(週刊少年ジャンプ2016年No.31号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 96話(週刊少年ジャンプ2016年No.30号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 95話(週刊少年ジャンプ2016年No.29号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 94話(週刊少年ジャンプ2016年No.28号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 93話(週刊少年ジャンプ2016年No.27号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 92話(週刊少年ジャンプ2016年No.26号分掲載)
- 僕のヒーローアカデミア 91話(週刊少年ジャンプ2016年No.25号分掲載)
- まとめ
【最新】僕のヒーローアカデミア 145話(週刊少年ジャンプ2017年No.33号分掲載)
第一希望の雄英の文字を塗り潰す切島。切島は紅頼雄斗に憧れた経緯を思い出し、HERO登竜門という本を後ろの本棚に投げつける。そのはずみで落ちた本の付録の映像再生機械が作動し、紅頼雄斗のインタビューが再生された。怖いと思うことはないのかと聞かれる紅頼雄斗は、怖いに決まっているけど救える命を救えなかったことがあり、その辛さを知っているから飛び込んでいけると語る。紅頼雄斗の言葉に涙する切島。
切島は進路希望を雄英にすることを決め、前日助けられなかった女子に謝って、雄英合格のための特訓をして、無事に合格する。入学式に今の髪型に変えて高校デビューをした切島は、芦戸に情けない自分との決別だと意気込みを語った。芦戸は切島が女子を助けられなかったことを後悔していると知り、あまり気負うなと励ましたのだった。
回想が終わり、ボロボロで倒れる切島。ファットガムはパワーを溜めた拳を敵にお見舞いする。
他作品のまとめも作成しているので、こちらもぜひご覧ください!
【バックナンバー】僕のヒーローアカデミア 144話以前
僕のヒーローアカデミア 144話(週刊少年ジャンプ2017年No.32号分掲載)
ファットガムの拳を見た天蓋は、切島の特攻はこのためかと納得するが、切島自身はただ怖かっただけだと考える。
中学時代の切島の回想。切島はいじめの現場を見て駆けつけるが、ちょっと硬くなる程度の個性だからとまったく相手にされない。それでも食って掛かろうとする切島だが、そのとき既に芦戸がいじめっ子といじめられっ子を仲良くさせていた。芦戸と自分を比べて落ち込む切島は、友達に進路を聞かれても、雄英を受けると言えないでいる。
だせぇなと思いながら歩いていた切島は、同級生がでかくて不気味な人物に道を聞かれておびえている現場に遭遇するが、体が動かなかった。そこに芦戸がやってきて道を教えてその場は収まる。その様子を見ていた切島は、友達が言っていた凡人にヒーローは無理と言う言葉がのしかかっていた。
家に帰った切島は、進路希望を見ながら爆豪がヘドロに飲まれた事件の話を思い浮かべる。そのとき飛び出していった緑谷のことを考えて、人のピンチに飛び出せない自分は漢でもなんでもないと、進路希望の雄英の文字をペンで消していった。
僕のヒーローアカデミア 143話(週刊少年ジャンプ2017年No.31号分掲載)
バリアを殴りながら、乱波は天蓋にバリアを外せと迫る。私欲に溺れないで確実に処理しろという天蓋だが、乱波は聞く耳を持たないので仕方なくバリアを解除した。
乱波は再びファットガムに攻撃を始める。ファットガムは下手したら死ぬかもしれない手段で反撃を試みることにし、乱波の攻撃を受け続けた。
ファットガムの体から煙が出ているのを見た切島は、必死に自分にできることを考える。
ファットガムは敵の攻撃を吸収して貯めておくことができるため、それを一度に放って反撃しようと考えていた。しかし抑えておくために大量のエネルギーを消費するため脂肪が燃えてみるみる縮んでいく。そして予想以上に脂肪が削れすぎてしまったため、攻撃を放つタメが作れないでいた。
だが切島が乱波とファットガムの間に入り、硬化が破られたそばから固めることで一定時間耐えることができたため、ファットガムはタメの時間を持つことができた。
僕のヒーローアカデミア 142話(週刊少年ジャンプ2017年No.30号分掲載)
3人を倒した天喰だが、血を流して倒れてしまう。
先に進むヒーローたち。緑谷、切島は天喰を心配するがファットガムに任せるよう言われ切り替える。
ヒーローたちは床がうねったりしなくなったことから、敵が全体を把握して動かしているわけではないと推測した。同化ではなく中を動き回っているなら、一部でも本体が出てきたときに個性を消すことができると考る。
一方壁の中の入中は天喰を見に行っていた。また、バブルガールたちは捕らえた敵に、組長は昔気質の極道だったが、オーバーホールが実権を握るようになってから今のような状態になったという話を聞く。
緑谷たちの方では入中が相澤に攻撃を仕掛けて来た。相澤をかばったファットガムと切島が穴に落とされてしまい、その先にいた敵と戦闘になる。
敵はパンチを連打。ファットガムはなんとか耐えるが、切島はぶっとばされてしまう。ファットガムは反撃するが、もう一人の敵のバリアに阻まれて攻撃が届かない。パンチの方の敵、乱波が再び攻撃してきて、今度はファットガムもこらえきれなかった。だがファットガムは戦意を失いかけている切島にハッパをかけ、倒してみんなのところへ戻るぞと指示を出す。
僕のヒーローアカデミア 141話(週刊少年ジャンプ2017年No.29号分掲載)
天喰はタコの足と甲羅を同時発動。さらに巨大化させて宝生をぶっ飛ばした。
窃野は多部を起こして、天喰のタコ足を食わせる。多部はなんでも食える歯とアゴ、一瞬で消化する胃袋を持っていた。
天喰は甲羅のマスクを窃野に盗られ、宝生の結晶パンチを食らい吹っ飛ばされる。
天喰はタコ足を食べ続ける多部にタコ毒を食らわせようとするが、巨大化が解けていたため窃野に盗られてしまい、再び宝生の攻撃を食らってしまった。
3人は固い絆をアピールして、自分たちの過去とオーバーホールに拾われた経緯、身を捨てる覚悟を語る。そして再び天喰に襲い掛かった。
天喰は足を鶏の足に変えて、窃野の顔に宝生の結晶をぶつける。窃野の個性は見えてるモノにしか効かないので、ここから連携を立つことができた。天喰はさらに宝生を鶏足で掴み、突っ込んでくる多部も巻き込み、3人まとめて壁に叩きつける。
僕のヒーローアカデミア 140話(週刊少年ジャンプ2017年No.27号分掲載)
天喰、通形が小学生時代の回想。
転校生だった天喰は人見知りのためにクラスに溶け込めなかったが、通形が話しかけてくれたことで仲良くなった。
場面は現代に戻り、自分一人で十分だという天喰。相澤が敵の個性を消し、天喰がタコ足で3人を捕獲した。天喰はここでプロが足止めされるのは敵の思うツボだと言って、先に行くよう促す。
ファットガムは意図を汲み先へ進む。抗議する切島に、ファットガムは天喰の実力はこの場の誰よりも上だと言い、天喰に全てを任せる気でいた。
天喰は3人を気絶させようとするが、敵はマスクの中に刃物を隠し持っており、天喰のタコ足を切り裂く。
3人の反撃にあいピンチに陥る天喰。天喰、通形が中学生時代の回想に入る。
二人共個性を上手く使えず苦労していて、天喰は通形ができなくても前を向いててすごいというが通形は天喰に負けたくないだけだと話した。
回想が終わり、天喰は敵に反撃を開始する。
僕のヒーローアカデミア 139話(週刊少年ジャンプ2017年No.26号分掲載)
突入するヒーローたちに抵抗するヤクザたち。
サーは隠し扉を開いて突入する。ヤクザが3人飛び出して来るが、バブルガールらが個性で撃退し先へ進む。しかし通路は行き止まりになっており、通形が透過の個性で壁の向こうに通路があることを確認。緑谷と切島が壁を破る。
先に進もうとするが、建物がうねり歪んでいった。刑事がブーストさせた入中という人物の個性だろうと話す。ファットガムが相澤に個性を消せないかと尋ねるが、本体が見えなければどうにもならないと言う相澤。
これでは目的地にたどり着けないと、天喰は弱気になる。通形は自分なら方角さえわかっていれば行けると、単身先へ進んだ。そして通形以外は、敵が個性で開けた穴に落下してしまう。
落ちた先には敵が待ち構えていた。天喰は自分1人で十分だと言い、他のヒーローたちを先へ進ませようとする。
僕のヒーローアカデミア 138話(週刊少年ジャンプ2017年No.25号分掲載)
警察とヒーローたちが集まり、サーの見た情報や、わかる範囲の敵の個性の情報を共有する。緑谷がグラントリノがいないことに気付くと、サーが連合の件で動きがあって来れなくなったと説明した。
両方まとめて捕まえたりしてという切島の言葉で、気合が入る緑谷に、相澤は自分もサーたちと動くと伝える。ファットガムは天喰にカジキを食べさせ、全員出動。
オーバーホールの拠点では、オーバーホールが医療機器を付けられた老人(組長)にうるさくなりそうだと詫びを入れていた。
玄関前で警官がインターホンを鳴らそうとすると、中から大男が門を破壊しながら現われ、数名の警官が吹き飛ばされた。緑谷や、相澤はこれを救助する。暴れる大男をリューキュウが止め、他のメンバーを次の行動へ促し、ヒーローたちは門をくぐる。
敵の反撃にあいながらもヒーローたちは突入を目指して進む。オーバーホールは数名の部下にエリを含めたすべての証拠を運び出すように命じた。
僕のヒーローアカデミア 137話(週刊少年ジャンプ2017年No.24号分掲載)
エリの居場所を特定するまでの間、緑谷たちは待機となった。その間、インターンに関わることの口外を禁止される。
会議の後、相澤は、蛙吹、麗日、切島にお前たちの役割は薄いだろうし、自分の意志でその場にいるわけでもないからどうしたいかと意思確認をする。3人はもちろん参加すると答えた。相澤はあくまでエリの保護が目的だと念押ししてその場は解散になる。
緑谷は、エリのことや、オールマイトのことなどいろいろと悩んでいた。食事中に浮かない顔だと飯田、轟に指摘され、力になると言葉をかけられる。緑谷は大丈夫だと涙をこらえた。その2日後決行日が決まる。
一同がサーの事務所に集まる。サーは、オーバーホールの部下がプリユアのおもちゃを買った際に、予知を使って本拠地にいるという確信を得たと説明した。
一同はエリ救出に向け動き出すが、オーバーホールはその動きを感知する。
僕のヒーローアカデミア 136話(週刊少年ジャンプ2017年No.23号分掲載)
サーはリストアップしたリストの中から、拠点にしている可能性が高い場所を探ってほしいと話す。集められたヒーローたちは自分たちが土地勘があるために選ばれたことを知った。
議論が白熱する中、相澤がサーに全員を予知すれば良いのではないかと提案するが、サーは自分の能力の制限や、誰かが死ぬ未来が見えてしまう可能性があるためできないと拒否する。
会議の後、ロビーでは生徒たちが緑谷と通形から事情を聞いていた。そこへ相澤が現れインターンの中止を提言しようと思っていたと話す。しかし相澤は緑谷に止めたらまた飛び出してしまうから見ていると告げ励ました。
別室では、サーとグラントリノが緑谷について話している。サーは緑谷について聞かれ、オールマイトと似ていると答えた。
その頃、エリは暗い部屋で一人ベッドに横たわっていた。新しく世話係になった男が部屋に入り、エリに優しめに声をかけるが、怯えるエリ。世話係の男は、何かあったら次は自分が分解されると考えながら部屋を後にする。エリは緑谷のことを思い出していた。
僕のヒーローアカデミア 135話(週刊少年ジャンプ2017年No.21・22号分掲載)
サーは、集めたヒーローたちに、事の次第を説明する。サイドキックのセンチピーダーや、バブルガールが、オーバーホールが関わったと思われる強盗事件や、ヴィラン連合との接触についての報告をし、オーバーホールが組織の拡大と資金集めに動いていると思われると話した。
それが理由でHN(ヒーローネットワーク)というヒーロー専用ネットサービスを利用して集めたメンバーに呼びかけたと話すと、ちょくちょく疑問を挟む学生たちに、不満を漏らすヒーローたちも出た。ファットガムは、切島と天喰は重要参考人だとかばう。
話は死穢八斎會が売っていたと思われる薬物の話題へ。先日、 切島と天喰を撃った銃弾が、個性を破壊する薬であったと報告される。幸い天喰は一晩寝たら個性が戻っていた。相澤が個性の抹消と攻撃の違いを解説する。
ファットガムは、撃った連中は黙秘して、銃も弾も残っていない状態だったが、切島が弾いた弾が残っていたお陰で弾の中身が人の血や細胞だったことがわかったと話した。
それが死穢八斎會とどう繋がるのかと疑問を投げかけるヒーローたちに、サーはオーバーホールの能力は分解と修復であると話す。
緑谷と通形の脳裏にエリの包帯がよぎった。
オーバーホールはエリの体を銃弾にして売り捌いていたと推測できる。サーは、この危険性を説き、ファットガムはいきり立った。
サーは、緑谷と通形が娘を保護していればと指摘するヒーローから二人をかばい、今回、自分たちはエリの保護を目的とすると宣言した。
僕のヒーローアカデミア 134話(週刊少年ジャンプ2017年No.20号分掲載)
切島は硬度にものを言わせてチンピラを圧倒、腹パンで倒した。倒されたチンピラは再び泣き出し、切島が油断したスキに刃を伸ばして逃走を試みる。
しかし、その先にはファットガムがおり、なんでも体に吸収し沈める個性でチンピラを捕え、行動不能にした。
切島はファットガムの力に圧倒されるものの、自分が助けた人々からの感謝の言葉で再び元気を取り戻す。
ファットガムは、チンピラの持っていた薬について、効果が短いからアジア系の粗悪品だろうと話した。天喰を撃った弾については調査が必要だった。天喰は個性が出ない状態になっており、自分をかばった切島を太陽のようだと話す。切島は自分をインターンに紹介してくれた天喰も太陽だと答えた。ファットガムは嫌な予感を感じながらも天喰に病院に行くように進めて、解散した。
翌日学校では、ネットニュースに切島、蛙水、麗日のヒーロー名が出ていると話題になる。盛り上がるクラスメイト達とは異なり、緑谷は、オールマイトについての予知、後継者問題のことなどが気になっていた。
数日後、緑谷、切島、蛙水、麗日はインターンの集合場所に向かうべく寮を出たが全員行き先が一緒だった。集合場所には、ビッグ3やインターン先のヒーローなども揃っており、中にはグラントリノや相澤の姿もある。全員が集まったところでサーが現われ、オーバーホールの企みについて、情報共有をすると宣言した。
僕のヒーローアカデミア 133話(週刊少年ジャンプ2017年No.19号分掲載)
撃たれた天喰はダメージはないものの個性が発動しなくなっていた。発砲したチンピラは逃走し、切島が追う。天喰はファットガムに個性が発動しないことを伝えた。
切島はチンピラを追い詰めてぶっ飛ばす。チンピラは注射を打ち、体から刃物を出す個性をパワーアップさせて切島に反撃した。
天喰の方は、警官に捕まえたチンピラを引き渡していた。警官はそいつらが裏アイテムの売人チームだったことを天喰に伝える。個性が使えなくなったのは商品の効果かとチンピラに質問する天喰だが、ボケカスと言われて落ち込んでしまった。
切島は、住人に避難を呼びかけながら応戦するが、パワーアップしたことで自分の硬度を上回ったチンピラに苦戦していた。調子に乗ったチンピラはヒーローの時代は終わり、自分たちの時代が来るとアニキが言っていたと話し、救出に向かう。
切島は、寮で仲間たちに自分の個性がパっとしないと相談したときのことを思い出していた。爆豪が神野でのオールマイトを引き合いに出し、倒れないのは強いと言ってくれたことを思い出す。
切島は硬度を限界まで上げて、チンピラの刃を砕いた。
僕のヒーローアカデミア 132話(週刊少年ジャンプ2017年No.18号分掲載)
死柄木はオーバーホールに、ニーズが合致しているから提携という形で計画の内容を教えるという条件を飲むなら組むと告げる。死柄木は針のついた銃弾を見せ、計画にはこれが関係しているのだろうと尋ねた。
その頃大阪では、天喰と切島がファットガムというヒーローと一緒にパトロールをしていた。そのときケンカが発生し、3人は個性で対応する。天喰は食べた物の特性を再現できる個性の持ち主。タコの足でチンピラを捉え、アサリの拳で気絶させた。
捕らえられたチンピラの子分が天喰に発砲する。弾は死柄木の持っていた針のついた銃弾だった。
死柄木はこの弾を食らったら個性が使えなくなった、これはなんだと話す。オーバーホールは、個性を奪って支配するというオール・フォー・ワンのやり方をブラッシュアップすると話した。
大阪では天喰を打ったチンピラが、切島にも発砲。切島は硬化の個性で銃弾を弾き、反撃を開始する。
僕のヒーローアカデミア 131話(週刊少年ジャンプ2017年No.17号分掲載)
オールマイトは緑谷に、緑谷を後継者にしたことをサーに伝えたらますます溝が深まったと話した。緑谷はオールマイトに予知された死の時期について聞き、今年か来年がそうであると知る。
生きててくれという緑谷に、オールマイトはオール・フォー・ワンとの戦いがそのときだと思ったが、緑谷がいたことで生きようと思った、運命なんて捻じ曲げてやると話した。緑谷も一緒に捻じ曲げると言い、サーにもう一度未来を見てもらおうと提案する。
街では巨大化したヴィラン2名が戦っていた。ビッグ3の波動と、麗日、蛙吹が2名を倒す。No9のヒーロー、リューキュウが麗日、蛙吹を褒め、二人はインターンに採用してもらったお礼を言った。リューキュウはこれならサーから要請されている、オーバーホールたちの調査も大丈夫そうだと続ける。
その頃、死柄木はオーバーホールの元を訪ねていた。
僕のヒーローアカデミア 130話(週刊少年ジャンプ2017年No.16号分掲載)
緑谷と通形は、オーバーホールの家を見張るサーたちと合流。サーはオーバーホールたちが強盗のヴィランを攻撃した事故のことを話す。オーバーホールたちは強盗たちを攻撃したはずだがなぜか傷一つなく、持病なども治った状態だったため罪に問われなかった。だが金は消えていたので、サーは怪しく思いオーバーホールをマークし始めたとバブルガールは話す。通形はオーバーホールに娘がいた事を報告し、緑谷は助けられなかった事を悔やみ、サーに時間をかけなければ行けないときもあると諭された。
翌日、学校へ戻った緑谷は、オールマイトにことの真相を聞きに行く。ジョギング中のオールマイトを捕まえて問いただすと、サーがヒーローを続ければ悲惨な死を迎えることを予知したこと、それが原因で決別したこと、通形と会う前に緑谷と出会ったことを話した。
僕のヒーローアカデミア 129話(週刊少年ジャンプ2017年No.15号分掲載)
パトロール中の、緑谷と通形はヒーロー名について話す。緑谷はデク、通形はルミリオンと名乗った。
その後、緑谷はエリとぶつかり、オーバーホールに遭遇する。そこへ通形がやってきて、緑谷の表情を隠すためにフードをかぶせる。適当に世間話をしてその場を離れようとする通形だが、緑谷は怯えるエリを見過ごせず、オーバーホールに「この子に何をしているんですか」と詰め寄る。
するとオーバーホールは、「恥ずかしい話なので」と路地裏に二人を呼び込み手袋を外そうとした。それを見たエリはオーバーホールの元へ戻る。追いかけようとする緑谷を通形が止め、戻ってサーの指示を仰ごうと言った。
アジトに戻ったオーバーホールはエリを逃がした部下を始末し、エリに「お前は計画の核なんだ、もうわがままはよせ」と諭した。そこへ死柄木から電話がかかってくる。
僕のヒーローアカデミア 128話(週刊少年ジャンプ2017年No.13号分掲載)
緑谷はサーの個性を予測しながらハンコの奪取を目指すが、結局壁に激突して時間切れになってしまう。うなだれる緑谷だが、サーは室内のオールマイトグッズを傷つけずに跳ね回っていたことに気づき微笑した。
そのとき、通形とバブルガールが戻ってきて、サーは緑谷を採用すると告げる。サーは初めから採用するつもりだったことと、認めたわけではないこと、今誰がワン・フォー・オールに相応しいかを痛感してもらうと伝えて、緑谷にハンコとプリントを渡す。緑谷は、諦めさせて通形に力を譲渡させるための採用だと思った。
翌日、緑谷たちはコスチューム姿で街へ出た。サーはオーバーホールの写真を見せ、最近ヴィラン連合と接触したこと、証拠がないからヴィラン扱いできないことを伝え、尻尾を掴むようにと指示を出す。
通形とパトロール中の緑谷は、男に追われて走っていた少女とぶつかる。追っていた男はオーバーホール。オーバーホールは少女をエリと呼び、帰るぞと声をかけた。オーバーホールを見てギョっとする緑谷。
僕のヒーローアカデミア 127話(週刊少年ジャンプ2017年No.12号分掲載)
重度のオールマイトファンであるサーは、緑谷の顔真似に細かいダメ出しを入れるが、緑谷はスーサイド事件をチョイスしたと反論。二人でオールマイト語りを行う。その様子を見た通形は、笑わせはできなかったが良い入りじゃないかと思った。
サーは緑谷からインターンのプリントを受け取る。ハンコを押せば契約成立と説明するが、ハンコを押す気はないから押したければ自分からハンコを奪い自分で押すようにと緑谷に話す。通形とバブルガールは退室し、通形はサーの個性が相手では条件をクリアするのはほぼ不可能だと考えていた。
緑谷はフルカウル状態でサーからハンコを奪おうとするが、サーの個性『予知』に翻弄されるだけだった。サーはオールマイトの後継者は通形であるべきだと話し、緑谷を認めないと宣言する。緑谷は予知を上回る速度でハンコを奪おうと、再びサーに挑んだ。
僕のヒーローアカデミア 126話(週刊少年ジャンプ2017年No.10号分掲載)
教室で相澤が、1年のインターンは多くの先生が反対で、受け入れ実績の多い事務所に限って許可されることが伝えられた。緑谷は、職員室でオールマイトにサーを紹介してもらえるように頼むが、訳あって気まずいので自分からは紹介できないと断る。
場面は代わり、通形、緑谷がオールマイトに呼び出たところへ。
オールマイトは通形に、緑谷をサーに紹介してもらえるかと訊ねた。通形は快諾する。オールマイトはその様子を見て、校長に通形を紹介されたときのことを思い出していた。
翌朝の寮では、緑谷がダッシュで出かけ、爆豪と轟は仮免講習へ出かけていった。
通形と一緒にサーの事務所へやってきた緑谷。通形は緑谷に、門前払いになりたくなければ、会話の中で一度でもサーを笑わせろとアドバイスした。
事務所内では、バブルガールが、サーにヴィラン連合とオーバーホールの件を報告していたが、サーは元気とユーモアのない世界に未来はないと呟く。
緑谷たちが室内に入ると、サーはバブルガールをくすぐりマシンで笑わせていた。ユーモアが足りなかったんだねと言う通形。通形はサーに緑谷を紹介し、緑谷は懇親の一発ギャグ、オールマイトの顔真似を披露する。しかし、サーはオールマイトをバカにしているのかと怒ったような反応をした。
僕のヒーローアカデミア 125話(週刊少年ジャンプ2017年No.10号分掲載)
死柄木はオーバーホールを大物と呼び、ヤクザの若頭であることを説明する。オーバーホールはかつて裏社会の帝王だったオールフォーワンが投獄されたことで、次の帝王の座を狙っていることを明らかにした。
次は自分だと反発する死柄木に、オーバーホールは計画はあるのかとたずねる。オーバーホールは自分には計画があり、金が要るので、ヴィラン連合を傘下に入れたいと話した。
それを聞いたマグネが、オーバーホールに攻撃を仕掛けるが、逆にやられてしまい死亡する。続いてコンプレスも攻撃しようとするが、腕を吹き飛ばされてしまった。死柄木も攻撃するが、オーバーホールの部下が間に入り盾となってしまう。
直後、オーバーホールの部下たちが乗り込んできた。オーバーホールはお互い死者1人で痛みわけだから、頭を冷やして後日話そうと言い出す。反撃しようとするトゥワイスとトガを死柄木は止め、オーバーホールは名刺を投げてその場を去った。
一方、雄英では、通形と緑谷がオールマイトに呼び出されていた。
僕のヒーローアカデミア 124話(週刊少年ジャンプ2017年No.9号分掲載)
通形の戦いに興味を示しつつも、仮免をとってないからと動かない轟。切島はすり抜けにワープなんて無敵だと叫び、それを聞いた天喰は素人がプロの技術の凄さをわからないようなものだと思っていた。
緑谷は直接攻撃されているからカウンター狙いなら触れる、わかっている範囲から仮説を立てて勝ち筋を探ろうと言う。通形は探ってみろと言って再び攻撃を仕掛けてきた。地面に沈み、緑谷の背後に現れる。それを読んでいた緑谷は蹴りを放つがやはりすり抜けてしまい、逆に目潰しとみぞおちパンチを食らってしまう。そして通形はあっという間にA組全員を倒してしまった。
手合わせ後、通形は自分の個性が透過であることを明かし、からくりを説明する。強い個性だと感心するA組の生徒たちに、強い個性にしたのだと通形は語る。元は恵まれた個性ではないため、ビリに落ち、上に行くには経験から予測を立てる必要があった、インターンはその経験を得られる場だから行くべきだと続け、手合わせは終了。
ビッグ3の3人は、歩きながら廊下で気になる子はいたかと話し、通形がサーが緑谷を好きそうだと話していた。
寮に戻った緑谷は、グラン・トリノにインターンについての相談をし、オールマイトに言えと言われた。オールマイトなら例えばこんな人物を紹介してくれる、といったところで場面は変わり、サーと呼ばれる人物が、ヴィラン団体若頭オーバーホールとヴィラン連合が接触したと報告を受けている。
トゥワイスの仲介で、死柄木とオーバーホールが顔を合わせていた。
僕のヒーローアカデミア 123話(週刊少年ジャンプ2017年No.8号分掲載)
ビッグ3を目にしたA組一同。上鳴はそんなに凄そうに見えないと感想を漏らし、緑谷は去年の体育祭で上位ではなかった人たちであることを思い出す。
相澤がビッグ3の天喰から自己紹介をするように促すが、天喰は生徒たちを睨みつけ、頭しかじゃがいもに見えないから言葉が出ないと帰りたがる。同じくビッグ3の波動が天喰と自分の紹介をするも、波動は途中でA組の生徒たちを質問攻めにしてしまう。大トリのビッグ3通形が盛り上げようとするが、逆に大スベリしてしまった。しかし通形はめげずに、自分たちの経験を体験してもらった方が合理的だと、A組全員相手に戦おうと言い出す。
一同は着替えて体育館へ。やる気満々の通形だが、天喰が立ち直れなくなる子が出たらいけないと止め、波動は挫折して問題を起こした子がいると話した。切島と常闇は自分たちはプロやヴィランとも戦っているのにそんな風に見えるのかと反論。通形は意に介さず、一番手は誰かと尋ねた。
切島と同時に緑谷が、自分が行くと言い、A組全員が緑谷を戦闘に一斉に攻撃を開始した。しかしその直後、通形の体を着ていた服がすり抜けてしまい、通形はズボンをはき直す。緑谷は攻撃するが通形の体をすり抜けてしまい、ダメージを与えられない。続く遠距離攻撃も全てすり抜け、通形はまずは遠距離持ちだよねと言って攻撃に転じた。
どんな強力な個性かと狼狽える切島に対し、天喰は通形の個性は大したものではないので、羨むなら技術だと考える。相澤はみんなに通形はプロも含めて最もNo1ヒーローに近いヤツだと伝えたときには、遠距離持ちのメンバーは全滅していた。
僕のヒーローアカデミア 122話(週刊少年ジャンプ2017年No.7号分掲載)
始業式では生活指導のハウンドドック先生から、寮でケンカがあったことが伝えられ、節度を守るようにと言われる。その話を聞いた3年生は1Aの生徒のことらしいとウワサしていた。
教室に戻ったA組メンバーたちは、相澤にヒーローインターンについて質問する。相澤は体育祭で得たスカウトをコネクションにして行う職場体験の本格版だと説明した。
寮では、緑谷が筋トレをしながらパンチは控えた方がいいなと考えていた。その後、緑谷は、寮に帰ってきたA組メンバーたちがインターンについて話しているのを聞き、尋ねるが、伝達は禁止されいると断られる。
謹慎は痛手だと考えながらゴミ捨て場に向かう緑谷に、壁に生えた顔が声をかけた。元気な1年は君だねと尋ねた他は、特になにを話すでもなく顔は消える。
そして謹慎が明けた緑谷は、遅れを取り戻すと息巻いていた。爆豪以外が教室に揃ったところで、インターンについて話してもらうために、現雄英トップの3人『ビッグ3』を教室に招かれる。そのうちの1人は、ゴミ捨て場で緑谷に話しかけた顔だった。
僕のヒーローアカデミア 121話(週刊少年ジャンプ2017年No.6号分掲載)
オールマイトが爆豪に事の次第をすべて説明する。爆豪は結局自分のやることは変わらないと言い、緑谷にお前の上を行くと宣言した。緑谷も自分もその上を行くと言い返す。オールマイトは二人を見てライバルっぽくなったなと思った。
寮に戻った二人は相澤の紐でギリギリと締め上げられる。オールマイトがケンカの原因は自分のケア不足だからと仲裁に入るが、相澤は処罰はすると言って、二人に寮の清掃と、反省文の提出を命じた。
翌朝、二人は始業式に向かうクラスメイト達を見送り、掃除を始める。緑谷は爆豪にシュートスタイルの感想を尋ね、爆豪は予備動作はでかいがパンチと合わせるのは腹が立ったと答えた。
始業式ではB組の物間が、2人落ちたA組に、こっちは全員合格だったと自慢してきた。続けてB組の角取が、後期は合同授業があるから楽しみだと話す。そこへ後から来た心操が、後ろがつかえていると声をかけてきた。瀬呂は心操を見てゴツくなった気がするともらした。
始業式が始まり、根津がどうでもいい話をしたあと、ヒーローインターンについて触れ、話を終える。オールマイトはその話で、根津に紹介された後継者のことを思い出し、一人の生徒を見つめた。
僕のヒーローアカデミア 120話(週刊少年ジャンプ2017年No.4・5号分掲載)
緑谷のキックはギリギリでガードされていた。戦いは続き、緑谷は爆豪にパンチを入れることに成功する。だがそれでも緑谷は爆豪に抑え込まれ、負けてしまう。
そこへオールマイトが現れ、二人を止めた。爆豪はオールマイトを今の状態にしてしまった後悔を口にし、オールマイトは君のせいじゃないと慰めた。オールマイトは二人に、爆豪のように勝利にこだわることも、緑谷のように人を救おうとすることも、ヒーローには必要だと話す。
爆豪はオールマイトと緑谷のことを知っている人がどのくらいいるか尋ね、秘密を守ることを約束した。
僕のヒーローアカデミア 119話(週刊少年ジャンプ2017年No.2・3号分掲載)
爆豪との戦闘の中、緑谷は今まで自分たちは本音を話し合ったことがないと思い返していた。息つく間もない攻撃に、緑谷は苦戦を強いられる。
どうすべきか考える緑谷に、昔から俯瞰してるような目で見るのが気に入らなかったと怒鳴る爆豪。緑谷は爆豪が身近なすごい人だったのだと言い返した。
緑谷は感情の高ぶりでコントロールが乱れ、フルカウルを8%で発動させることができた。緑谷はずっと君を追いかけていたと言いながら8%状態のキックを叩き込む。
僕のヒーローアカデミア 118話(週刊少年ジャンプ2017年No.1号分掲載)
警備のロボットが爆豪と緑谷を発見し、相澤へ連絡する。相澤は止めに行こうとするが、それを誰かに止められた。
グラウンドでは、爆豪が緑谷に攻撃を仕掛け続けていた。爆豪は幼いときのことや、雄英に入ってからのことを思い出しながら、なぜ緑谷は力を付けているのに、自分はオールマイトを終わらせてしまったのかと叫ぶ。
爆轟の気持ちを察した緑谷は、全力で爆豪と戦うことにした。
僕のヒーローアカデミア 117話(週刊少年ジャンプ2016年No.52号分掲載)
爆豪に呼び出され、緑谷は爆豪と共にグラウンドBへやってきた。
爆豪はこれまでの経緯から、緑谷の個性がオールマイトから受け継いだものであることを言い当て、問い詰める。何も答えない緑谷の様子を見て、肯定だと捕らえた爆轟は、緑谷に決闘を申し込んだ。
トレーニング室を借りるべきだという緑谷に、ガチだと止められると言った爆豪は、自分と緑谷の何がそこまで違うのか確かめさせろと続け、攻撃を仕掛けてくる。緑谷は個性を発動させる。
僕のヒーローアカデミア 116話(週刊少年ジャンプ2016年No.51号分掲載)
オールフォーワンと対峙するオールマイト。オールマイトは死柄木の居場所を尋ねるが、オールフォーワンは知らないと答えた。さらにオールフォーワンの目的、なぜ後継者を育てたかを尋ねると、オールマイトが正義に憧れたように自分は悪に憧れ、自分が目的を果たせなくなったから後継者を育てたと語った。
オールフォーワンは現在の社会情勢を言い当て、オールマイトを挑発する。お返しにオールマイトはオールフォーワンの目的を言い当て、阻止すると告げた。
塚内の車に戻ってくるオールマイト。オールフォーワンとの会話でヴィラン連合はしばらく潜伏するであろうことを聞き出したと話した。オールマイトの携帯が鳴り、緑谷から仮免合格のメールが届く。
雄英の学生寮では、爆豪が緑谷に個性のことで話があると呼び出しをしていた。
僕のヒーローアカデミア 115話(週刊少年ジャンプ2016年No.50号分掲載)
額に縫い目のある男が、窓から通行人を観察する。男の頭の中では、別の自分が男の考えとは反対の考えを浮かべたり相槌を打ったりしている。ニュースではエンデヴァーがNo1になったことについての街頭インタビューや、今後市民はどうしていくべきかなどの議論がかわされていた。
男はテレビを消し、外出する。町ではコンビニ強盗が発生し、駆けつけたヒーローが徒党を組んだヴィランに倒される事件が発生していた。その様子を見ていた男は、自分たちが探しているものとは違うなと考えていた。
そのとき男の携帯に電話がかかってくる。電話の相手は義爛という人物で、ヴィラン連合のおかげでスーツやアイテムの闇市場が活性化していると話し、茶毘の居場所を尋ねた。男は別の自分の声に悩まされながら電話を終える。
男は、ヴィラン連合は今、組織拡大のために分散しているのだと独白した。
そのころ路地裏では、茶毘が絡んできたチンピラを燃やし、他のメンバーたちも各地で仲間集めをしていた。
額に縫い目のある男は、マスクをかぶる。男はヴィラン連合のトゥワイスだった。トゥワイスが落ち付くと、爆発音が聞こえた。音のした方角へ歩き出すトゥワイス。
爆発のあった場所へ付くと、軽トラが燃えていてその光景を眺めていた数人が、これだけ人数がいて強盗とはセコイというようなことを話した。それを見たトゥワイスは勧誘を検討する。
そのころオールマイトは、オールフォーワンと対峙していた。
僕のヒーローアカデミア 114話(週刊少年ジャンプ2016年No.49号分掲載)
A組一同は自分の名前を確認し、合格を喜ぶが、轟と爆豪の名前はない。
夜嵐が轟に歩み寄り、謝罪。轟と爆豪が落ちたことにA組一同は困惑した。
目良がアナウンスをし、受験生に採点内容の詳細が書かれたプリントが配布される。緑谷は加点なしの減点方式で50点を切ったら不合格なのに、なぜ不合格者の退場させなかったのかと疑問を持つ。
目良は合格者に対する激励を述べたあと、不合格者については3ヶ月間の特別講習の後、テストで結果を出せば仮免を発行することを伝えた。気合の入る、轟、爆豪、夜嵐。
帰り際、発行された仮免を見つめて涙ぐむ緑谷。仮免をスマホで撮影し、早く母親とオールマイトに見せたいと話した。
相澤とミス・ジョークは合同練習をしたいなと話し、夜嵐は轟に声をかけて帰った。
緑谷は士傑の毛の人に気配を消す訓練について尋ねるが、そんな訓練はしていないと言われる。緑谷はさらにケミィのことを尋ねるが、毛の人は先に帰ったと答え、ここ数日様子がおかしいと言った。
場面は代わり、変身を解きながら歩くケミィ。ケミィの正体はトガで、電話でコンプレスと話し、緑谷の血を入手したと報告した。
僕のヒーローアカデミア 113話(週刊少年ジャンプ2016年No.48号分掲載)
夜嵐と轟が協力し、ギャングオルカを風と炎で閉じ込める。
ギャングオルカは乾燥に弱いため、ヴィラン役たちは轟の動きを止めようとセメントガンを打ち込むが、轟はそれを氷で防いだ。そこへ緑谷がヴィラン制圧のために飛び込み、さらに尾白などA組のメンバーや、他の受験者たちが加勢する。
目良はその様子をモニターで眺めながら、あと3名で要救助者の救助が終わり、試験が終了すると考えていた。
試験会場では、さらに戦闘に加勢する受験生が増える。受験生たちが着々とヴィラン役たちを制圧する中、緑谷はギャングオルカを見据えていた。
ギャングオルカは超音波で、風と炎を吹き飛ばし、緑谷がギャングオルカに攻撃、ギャングオルカは緑谷の蹴りを腕でガードする。
次の瞬間、会場内にブザーが鳴り響き、試験の終了が告げられる。採点を集計後、すぐに合否を発表すると伝えられた。
受験生たちは制服に着替え、発表を待つ。採点方式について説明がされたあと、合格者の名前が掲示される。緑谷は一覧の中に自分の名前を発見し、喜ぶ。
夜嵐と轟の名前はなかった。
僕のヒーローアカデミア 112話(週刊少年ジャンプ2016年No.47号分掲載)
夜嵐は回想の中で、自分の唯一嫌いなモノがエンデヴァーだったと語る。
夜嵐はさらに、雄英の入試のときに轟と競ったことを思い出す。轟の目は嫌だが友だちになれば気にならないかもと考えた夜嵐は、轟に声をかけるが、邪魔だと言われてしまった。
回想が終わり、緑谷の言葉に我に返る轟と夜嵐。轟は自分の過去の行いを悔いる。
そのときギャングオルカが夜嵐と轟に超音波を食らわせ、行動不能にした。夜嵐と轟が行動不能になったことで、ヴィラン役たちは避難住民の襲撃に向かう。
緑谷は自分が戦線を作らないとと考え、立ち向かおうとするが、真堂目覚めて地面を割って敵の足を止めた。
動けないはずではと聞く緑谷に、真堂は個性の影響で振動に慣れていると答え、緑谷に敵を行動不能にするように指示する。
夜嵐と轟は、力を振り絞り、緑谷たちの方へ向かおうをするギャングオルカを風と炎で包み込んだ。
僕のヒーローアカデミア 111話(週刊少年ジャンプ2016年No.46号分掲載)
3週間前の仮免試験企画会議。
試験内容は警視庁からの要請で、協力・協調姿勢に注力した内容にしたことを話していた。
場面は試験会場に戻り、ヴィラン出現に反応する生徒たちの様子が描かれ、試験の採点について、HUCが救助活動を採点し、かつ、生徒一人ひとりの行動を公安職員が1対1で採点していて、持ち点が50点未満になると不合格になることが、目良のモノローグで語られた。
ヴィラン出現現場では、真堂がみんなに下がるように指示を出し、一人ギャングオルカに立ち向かうが一瞬で返り討ちにされる。
次の瞬間には轟が氷で攻撃を仕掛け、近くにいた尾白たちが駆けつけた。
続いて夜嵐がギャングオルカを風で攻撃しながら登場。
夜嵐と轟は、ギャングオルカに、それぞれ風と炎で攻撃するが、同時に放ったため、それぞれの攻撃が見当違いの方向に飛ばされる。
夜嵐はエンデヴァーの息子だから手柄を渡さないようにしたと言い掛かりをつけ、気を取られた轟はヴィラン役に固まると動きづらくなるセメントガンを食らってしまう。
夜嵐は、幼いころエンデヴァーにサインを求めて振り払われたこと、雄英の入試で轟に冷たい対応をされたことを回想し、轟とエンデヴァーは同じ冷たい目をしていたと語る。
再び夜嵐と轟は、風と炎で同時攻撃をし、標的から逸れた炎がギャングオルカに倒された真堂の方へ飛んでいく。
すんでのところで緑谷が真堂を救出し、二人になにをしてるんだと怒鳴った。
僕のヒーローアカデミア 110話(週刊少年ジャンプ2016年No.45号分掲載)
救出活動に燃える夜嵐は、風を使い、子供と老人を手元に引き寄せるが、状態を確認する前に怪我人を動かすなと減点されてしまう。
また士傑の生徒は、ケミィがいないことに気づいた。
観客席では肉倉が、夜嵐は経験不足だと語り、先生にステインに影響されすぎだと諌められる。
試験会場では、A組の生徒たちが瓦礫の奥にいる老人を発見し、救助を開始していた。
麗日が瓦礫を浮かそうとするのを、バランスが崩れると八百万が止める。八百万は資材を作り出し、瀬呂と砂糖が瓦礫を補強した。
補強が終わったあとで、麗日が瓦礫をどかし始める。
要救助者の老人は、中々やるが無駄が多く、資格は与えられないと考えていた。
傍観状態になっている他のA組の生徒たちは、バラけて他校とも連携を取ったほうが良さそうだと、少数で動くことにする。
そんな中、青山がいち早く他校の受験生に手を貸した。
一方、爆豪は、助けを求める要救助者に対し、自分で助かれと怒鳴ったが、要救助者たちは、自分たちを軽傷と見抜いたのかと解釈してくれた。
切島、上鳴はその解釈に驚きつつ、安全なところまで案内することにする。
その頃、緑谷は子供を安全な場所まで連れていくと、そこでは救助された人たちが大勢いた。受験生に子供を見せろと声をかけられた緑谷は、子供の状態を説明し、指示を受ける。
場面は変わり、前回の謎の人物が目良と試験の様子について話している。
謎の人物は、ヒーローは複合的な動きを求められると語り、試験会場のフィールドを複数箇所爆破した。
謎の人物の正体は、ギャングオルカというヴィランっぽい見た目のヒーロー。テロの犯人のヴィラン役として投入された。
目良は、ヴィランを抑制しつつ、救助を行うようにとアナウンスを流す。
相澤は、プロでも高難度の案件を仮免試験で行うのかとも呟いた。
僕のヒーローアカデミア 109話(週刊少年ジャンプ2016年No.44号分掲載)
司会の目良から、バイスライダー(一般市民)の救助を行ってもらうと説明があり、モニタに現場の映像が映し出される。
映像には、子供や老人の姿があり、彼らは訓練における要救助者のプロであると説明され、試験は10分後に始まると説明された。
試験までの間、瀬呂が峰田たちに、一次試験の最中に緑谷が、裸の士傑女子(ケミィ)と一緒にいたと話した。
峰田たちは、緑谷に詰め寄り、うらやましいと騒ぎ出す。
それを横目に、士傑の生徒らが爆豪に話しかけ、肉倉のことを詫びた。
立ち去ろうとする士傑の生徒らだが、轟は夜嵐に睨まれたことを思い出し、自分がなにかしたかと尋ねる。
夜嵐は、エンデヴァーも息子の轟も嫌いだと告げた。
一方麗日は、ケミィと緑谷のやり取りを見て胸を痛めていた。
緑谷に話しかけようとする麗日だが、その瞬間に会場にベルが鳴り響いた。
ヴィランによるテロが発生したと、試験のシナリオのアナウンスがある。
一人でも多くの命を救うよう指示が出され、受験生たちは一斉に外に飛び出して行った。
飯田がなるべくチームで動こうと行った矢先に、子供が泣いているのを発見する。
子供は泣きながら、おじいちゃんが潰されたと言い、緑谷はどっちかと尋ねた。
すると子供は、まず被害者の状態を確認しろ、減点だと叫ぶ。
他の受験生たちは、訓練を多く受けている分、的確に対処できている。
子供は緑谷に、怖くてたまらない要救助者にかける第一声がそれではダメだとダメ出しをした。
その言葉を聞いて、気合を入れ直し、救助をやり直す緑谷。
その姿を見た麗日は、緑谷の頑張る姿に惹かれたのだから、あんな風に頑張らないとと気持ちをしまうことにする。
一方試験会場には、謎の人物が投入されていた。
僕のヒーローアカデミア 108話(週刊少年ジャンプ2016年No.43号分掲載)
傑物学園の生徒たちが、物陰に潜み、状況の確認をしている。
真堂は、雄英を狙いに来た受験生たちの体力消耗と、視野が狭くなっているのを眺めている状況だと語った。
その頃、爆豪たちは、無事合格し、控室に向かっていた。
同じく控室に向かう緑谷たちとばったり会い合流する。
爆豪は緑谷に、借り物の力は自分のものになったかと尋ねた。
控室に到着した緑谷たちは、すでに合格していたA組の生徒たちと合格を祝い合う。
A組の残りは9名で、飯田がまだ合格してないことを知る緑谷。
残りの合格枠は18名。
試験会場では、乱戦の中、飯田と青山が一緒に駆け回っている。
飯田は、A組の委員長としてクラスに貢献するべく、バラバラになった生徒たちを集めに走り回っていた。
傑物学園の生徒たち8名が通過し、残り10名となる。
控室では、もう全員は無理かと諦めが漂った。
青山が、ブリッジをして空に向かってレーサーを放つ。
青山は飯田に、目立っている自分をオトリにして、向かってくる受験生たちにボールを当てるようにと語る。
そのとき、大量の鳩と共に、A組の残りメンバーたちが集結。
次々とボールを当てて合格していく。
青山のレーザーを見て集まれたと話す芦戸。
飯田、青山も合格し、定員に。
控室では、先に合格したA組メンバーたちが、全員の合格を喜び、士傑高校の夜嵐が肉倉の不合格に驚いていた。
控室では、モニターにフィールドの山やビルが爆破される様子が映し出され、2次試験では救助演習を行うと説明される。
僕のヒーローアカデミア 107話(週刊少年ジャンプ2016年No.42号分掲載)
士傑男子を新技でブッ飛ばした爆豪。
士傑男子は、乗せられたことを悔やみながら、散った肉片を体に戻していく。
士傑男子が攻撃態勢に入り、再び激突する爆豪と上鳴。
上鳴は、腕の機械にカートリッジを装着し、ディスク上の物体を士傑男子に向かって放つがあっさりかわされる。
上鳴に「先に丸めてやろうか?」と言う士傑男子。
士傑男子に無視するなと飛びかかる爆豪。
してないと言って爆豪の後ろから肉片を取り付ける士傑男子。
士傑男子は肉倉という名前で、個性は精肉だった。
切島と同じような肉塊にされてしまう爆豪。
肉倉は、仮免合格人数が減らされたことを、ヒーローの質の向上のためだと判断し、それを手伝っていると話した。
上鳴は効くから中傷をやめろと言うが、肉倉は自覚があるからだと攻撃してくる。
「俺のことじゃねぇよ」と何かを投げる上鳴、投げた何かは肉倉のすぐ隣で爆発。
投げたのは爆豪の装備の簡易手りゅう弾だった。
爆発の威力でよろけた肉倉に、上鳴は指先から直線的に電撃をお見舞いする。
上鳴は、コスチュームのバージョンアップの際、ポインターを配置することで、全体ではなく、特定方向への攻撃を可能にしていた。
一瞬気が緩んだスキをついて、爆豪と切島が元に戻り、上鳴と共に肉倉を攻撃。
元に戻った切島は上鳴に例を言い、爆豪は悪態をつく。
肉倉を倒したことで、肉塊になっていたほかの受験生も元に戻ってしまい、戦闘開始の気配。
一方、緑谷たちの方は、瀬呂のテープを張り付けた岩を麗日が浮かせ、受験生たちの上に移動させ、その状態で岩の重さを元に戻すことで、複数の受験生たちを捕えた。
定員が迫っているため、早速ボールを当てていく緑谷たち。
試験の司会者である目良が、試験の様子を見ながら、雄英の脱落者がいまだ0なのは珍しいなと言いながら、第二試験の準備を指示した。
僕のヒーローアカデミア 106話(週刊少年ジャンプ2016年No.41号分掲載)
230名が脱落し、54名が通過したことを伝えるアナウンス。
通過した轟は、控室に移動した。
控室では、夜嵐イナサがでかい声で他の受験生とヒーロー談義に花を咲かせている。
夜嵐は、轟の姿を見かけると一瞬険しい顔になり、再び話に戻った。
その頃、士傑女子と交戦中の緑谷のところには、瀬呂と麗日が駆けつけていた。
士傑女子にタッチしようとする麗日だが、かわされてしまう。
邪魔が入ったためその場を去る士傑女子。
追いかけようとする瀬呂を、ポイントにするのは難しいからと緑谷が止めた。
瀬呂が、他所は10人以上で動いているからみんなを待とうと言ったとき、通過者が58名になったとアナウンスが流れる。
緑谷は、多数で少数を狙う場合、抜け駆けをするヤツが出て、せっかく多数だったものが少数に減ってしまうので数の利がなくなるから、なんとかなるかも知れないと話した。
さらに、数の利を活かして、合格できるだけの人数を拘束してからボールを当てていけば良く、A組は範囲制圧に長けた人が多いからできると思ったと続ける。
その時、麗日が近づいてくる受験生たちに気づいた。
緑谷は自分が囮になるから、二人はできるだけ大人数を拘束してくれと伝え、戦闘を開始する。
一方、爆豪サイドでは、上鳴が、緑谷の方へ行けばよかったと騒いでいた。
じゃあ行けと言う爆豪に、上鳴は、切島があんなになったのに行けるわけ無いと返す。
切島は、士傑の男子生徒の手の上で肉塊のようになっていた。
士傑男子の周りには、受験生の肉塊がたくさん落ちており、切島の塊もそこへ加えられた。
士傑男子は、手を後ろに回し、ドロドロの指のような物体で二人を攻撃してくる。
場面は、観客席へ移り、相澤とジョークの会話。
相澤は、A組では、緑谷と爆豪の存在が大きく作用していて、二人がクラスの底上げをしてくれることを期待していると語った。
僕のヒーローアカデミア 105話(週刊少年ジャンプ2016年No.40号分掲載)
瓦礫の中から出てくる麗日。
早くみんなと合流しなくてはと考える。
緑谷と対峙する士傑の女子生徒は、雄英が早めに脱落する可能性を考えて会いに来たと語った。
ボールを投げて攻撃する士傑女子、それをかわす緑谷。
緑谷は、かわすときに一瞬ボールに視線をやり、再び士傑女子に視線を戻すが、士傑の女子は消えている。
驚く緑谷の横に現れる士傑女子。
今度はボールを持って殴りにくる。
それをかわして反撃しようとする緑谷だが、士傑女子はまた消えていた。
「消える個性だと思った?」と言いながら、緑谷の背後から現れる士傑の女子。
緑谷を押さえつけ、自分はテクニックを使って隠れているだけだと話し、緑谷にヒーローを目指す動機を尋ねる。
緑谷は士傑の女子から逃れ反撃しようとしたが、傑物学園生徒たちに見つかり、一斉に攻撃されてしまう。
なんとかかわした緑谷に、「こっちに!」と、麗日が声をかける。
させまいとする傑物学園生徒たちに焦った麗日は、足を滑らせ落下。
それを助ける緑谷。
緑谷は、体が追いつくまで100%は使わないが、アイアンソールは威力をサポートしてくれると考えながら、傑物学園生徒たちの足場に強力な蹴りをお見舞いする。
足場が崩れ、悔しがる傑物学園生徒たち。
瓦礫の影に隠れる緑谷と麗日。
麗日は謝りながら、緑谷の背後からボールを持つ手を伸ばす。
ボールをはたき落とし、士傑の人かと尋ねる緑谷。
とぼける麗日に、緑谷は、本物の麗日なら自分を浮かせられるし、無策で敵の前に出てこないと話す。
麗日は、顔を溶かしながら、自分を利用したのかと尋ねるが、緑谷はあの高さから落ちれば背中を痛めるからだと答えた。
麗日は、さらに顔が溶け、士傑女子が姿を現す。
もっと君のことを教えてほしいという士傑女子に、試験の後じゃダメなのかと緑谷は思った。
僕のヒーローアカデミア 104話(週刊少年ジャンプ2016年No.39号分掲載)
いよいよ始まった仮免試験。
観客席では、ジョークと相澤が、先着というと攻めた者勝ちの印象を受けるが、団結と連携、情報力が鍵になりそうだから、焦ると返り討ちにあうと話していた。
一方、緑谷たちは、傑物高校の生徒たちと対峙。
傑物高校の生徒たちは、個性「硬質化」で固くしたボールを、個性「ブーメラン」でターゲットを指定し、ボールを地中に潜らせて攻撃してきた。
耳郎が、衝撃音で地面を割り、ボールが飛び出す。
ボールは峰田を狙い向かってくるが、芦戸が溶解液でボールを溶かした。
隙を見せた傑物高校生徒に常闇が攻撃するが、かわされてしまう。
現時点での通過者はゼロであるとアナウンスがされた。
緑谷は、みんなターゲットを守りながら戦うから、今は様子見の段階で、今後戦いは加速していくと予想した。
緑谷たちの防御が固いと判断した真堂は、地面に振動を与え、緑谷たちの立っていた地面を割り、緑谷たちは分断されてしまう。
その頃、都市のエリアでは、戦っている生徒たちのボールが強風に巻き上げられていた。
巻き上げたボールは、士傑高校のイナサの手元へ。
イナサは熱い戦いに混ぜて欲しいと言いながら、集めたボールを生徒たちに投げつけた。
合格者1名、脱落者120名のアナウンスが流れる。
割れた地面に一人残された緑谷。
緑谷は、早く誰かと合流しなければマズイと思いながらも、強い生徒たちとの戦いにワクワクしていた。
その時、士傑高校の女子生徒が、緑谷の右肩ターゲットにボールを当てた。
対峙する緑谷は、汗をかきながらも笑みを浮かべる。
僕のヒーローアカデミア 103話(週刊少年ジャンプ2016年No.38号分掲載)
イナサを見ながら、雄英大好きなのに入学を蹴るのは変だと言う生徒たちに、変でも本物だからマークしておけと告げる相澤。
そこへ女性が現れ、相澤に結婚しようと言う。
相澤が断ると、1人で吹き出す女性。
緑谷が、彼女は個性・爆笑のヒーロー『ミス・ジョーク』だと解説した。
ミス・ジョークは自分が引足してきた傑物学園高校2年2組の生徒たちを紹介。
傑物生徒たちの1人の真堂という男子が、「今年の雄英は大変だったね」などと労いの言葉をかけながら雄英生徒らと握手していく。
爆豪にも爽やかな言葉をかける真堂だが、セリフとツラがあってないと、握手しようとした真堂の手をはねのけた。
傑物の女子生徒が、轟にサインをねだったりと、和気あいあいの生徒たち。
雄英生って有名人なんだなと話す、耳郎と上鳴の会話を聞いたミス・ジョークは、相澤に「言ってないの?」と意味深なことを尋ねる。
場面は試験会場に移り、試験内容の説明がされる。
今回は受験者1540人に対し、合格は先着100名。
試験内容は、受験者がターゲットを3つ体に付け、6つ配布されるボールを他の受験者のターゲットに当てるというもの。
3つ目のターゲットにボールを当てた受験者が、当てられた相手を倒したことになり、2人倒した者から順に勝ち抜きしていくルール。
司会者が「展開後にターゲットとボールを配る」と言った後、説明会場の建物の壁が外側に倒れ、外に、都市、岩山、森、工場など様々な地形が広がる試験会場が現れた。
観客席では、ミス・ジョークが相澤に、生徒がかわいいなら、雄英の生徒は体育祭のおかげで、個性やスタイル、弱点が他校生にバレていて、そのため毎回最初に集中的に狙われることを教えてあげればいいのにと話していた。
緑谷は、チームで戦った方が良いから離れないようにしようと言うが、爆豪と轟はそれを無視して単独で動き出し、切島は爆豪を追ってしまう。
緑谷は、チームで戦った方が良いのは他校も同じで、自分たちは手の内がもうバレているから…と話す。
話すうちに試合が開始され、大量のボールが緑谷たちに投げつけられる。
観客席の相澤は、プロになったら個性がバレているのは前提条件だと語る。
緑屋たちは、各々ボールに対処する。
僕のヒーローアカデミア 102話(週刊少年ジャンプ2016年No.36・37合併号分掲載)
緑谷の腕から脚に切り替えるという発想に惹かれた発目は、パワーローダーに話をつけ、緑谷のコスチューム改良を担当することになる。
脚をメインにするとなると、飯田の下位互換のようになってしまうという発目に、緑谷葉フルカウルのことを話す。
その様子を寂しげに眺める麗日。
場面は、緑谷がコンクリを粉砕したシーンへ戻り、新コスチュームの解説が入る。
緑谷はオールマイトに大丈夫かと声をかけ、上鳴と切島に破壊力を褒められた。
破壊力は発目のコスチュームのおかげでまだ付け焼刃だと話す緑谷に、オールマイトは仮免試験では付け焼刃以上の効果があると話した。
相澤と爆豪に危険だから気をつけるように言われたオールマイトは、自分はもう守られて生きていくんだなと思った。
緑谷は、上鳴と切島に「みんなもコスチュームも変えたんだね」と言い、切島は「ニュースタイルはお前だけじゃねぇ」、上鳴は「俺のスタイルチェンジは群を抜く、見るか?」と答える。
そこへプラドとB組の生徒たちがやってきて、午後からは自分たちがTDLを使うと宣言した。
B組の物間は、仮免試験は半分が落ちるらしいからA組が全員落ちてくれと笑う。
それを受け「同じ試験である以上、潰し合う定めにある」と言う常闇に、相澤はだから会場は別にしてあると言い、プラドがどこの学校でも潰し合いを避けるためにそうしていると補足した。
瀬呂が、他校と合格奪い合うんだよなとつぶやき、緑谷が、しかも自分たちは修得課程を前倒ししてるとつぶやく。
そして相澤は、1年の時点で仮免を取るのは全国的にも少数で、もっと長い期間訓練してきた者たちと合格を争うことになることを伝えた。
場面は女子寮に移り、訓練後の女子たちの雑談へ。
それぞれの必殺技開発の進み具合について話すが、麗日はぼんやりしていて聞いていない。
梅雨が、お疲れの様子ねと話しかけると、麗日は、最近心がざわつくと答え、それを聞いた芦戸が恋だと言う。
否定する麗日に、芦戸は緑谷か飯田かと詰め寄る。
梅雨が無理に詮索するのはよくないと助け船を出し、八百万が明日も早いから寝ようと言って、その場は解散に。
その時、窓の外に自主練をする緑谷の姿を見つけ、麗日はそれを見つめた。
そして、仮免試験当日、生徒たちはバスで会場までやってきた。
気合を入れるためにプラスウルトラの掛け声を上げる生徒たちだが、角帽をかぶった男がなぜか一緒にプラスウルトラと叫んだ。
別の角帽の男が「他校の円陣に混じるのはよくないよ、イナサ」と声をかけ、イナサと呼ばれた男は、地面に頭をたたきつけて大声で謝罪する。
その様子を見ていた他校の生徒たちが、角帽たちの制服をみてどよめいた。
爆豪が「東の雄英、西の士傑」とつぶやく。
彼らは雄英に匹敵する難関校、士傑高校の生徒たちだった。
彼らが立ち去ると、相澤が「夜嵐イナサ…」とつぶやき、彼は雄英の推薦入試をトップで合格したにもかかわらず、入学を辞退したと話した。
それを聞いた緑谷は、それじゃあ彼は轟以上の実力なのかと冷や汗をかく。
僕のヒーローアカデミア 101話(週刊少年ジャンプ2016年No.35号分掲載)
爆発のことを詫びるも全員の名前を忘れていた発目。
飯田が名乗るが、発目は興味がないからと工房に戻ろうとするが、緑谷がコスチュームの改良の件できたと言うと、「それは興味あります」と戻ってきた。
工房内からパワーローダーが現れ、緑谷たちを工房内に案内する。
パワーローダーは、コスチューム改良の手順を説明し、腕の靭帯を軽減するサポートができるか尋ねる緑谷に、すぐにも可能だと答えた。
その時、背後から緑谷の体を触りはじめる発目。
「はいはい、見た目よりがっしりしてますね」と一人で勝手に納得した発目は、緑谷にパワードスーツを着せた。
すると、スーツが勝手に動き、腰がねじ切れそうになる緑谷。
続いて、パワーローダーに冷却機の強化を相談していた飯田も、腕にブースターを装着させられ、スイッチを入れられて、体が上昇し、天井に頭をぶつけるはめになった。
僕の個性は足だと抗議する飯田に、足を冷したいなら手で走ればいいと思うと得意気に語る発目。
そのやり取りを聞いていた緑谷は、何かを思いつきそうになる。
パワーローダーが、発目のことを詫びるが、それでも発目との縁は大切にしたほうがいいと話す。
工房の隅にあるゴミの山を指し、あれは全て発目が作ったものだと話すパワーローダー。
発目は、常に失敗を恐れず、発想し、試行している、固定概念にとらわれないと語った。
それを聞き、閃いた緑谷は、飯田に教えを乞う。
生徒たちは各自、試行錯誤を重ね、4日後の体育館y。
見学にやってくるオールマイトと、改良したコスチュームをまとった緑谷がいた。
体育館yでは、黒影を全身にまとうスタイルにした常闇、爆破を一点集中させることで威力を増すことに成功した爆豪が目立っていた。
そんな時、オールマイトの上に、爆豪が砕いたコンクリートが落ちてきて、緑谷がそれを蹴りで粉砕する。
腕に不安があるなら足をメインにすればいいと考えた緑谷の新スタイル、ワンフォーオール フルカウル シュートスタイルであった。
僕のヒーローアカデミア 100話(週刊少年ジャンプ2016年No.34号分掲載)
仮免取得、必殺技の開発に湧く教室。
全員コスチュームに着替え、体育館yに集合するA組一同。
体育館yは、セメントス考案の施設でせいと一人ひとりに合わせた地形や物を用意できる施設。
飯田は教師たちに、仮免の取得になぜ必殺技が必要なのかと質問し、教師たちはヒーローにはさまざまな能力が必要になるが、その中でも戦闘力が重要視されると答える。
さらに必殺技は攻撃でなくても良く、飯田のレシプロのような技も十分必殺技と言えると話した。
相澤が、合宿でやった個性伸ばしも必殺技を生み出すプロセスの一環だったと説明し、残りの夏休み期間で圧縮訓練をすると告げる。
セメントスが岩山を作り、エクトプラズムが分身して各山へ立つ。
相澤が生徒たちに、コスチュームの改良も考えるようにと伝え、生徒たちはやる気十分。
しかし緑谷は、腕のことが気がかりだった。
他の生徒たちは、エクトプラズムのアドバイスを受けながら、各々個性を伸ばす訓練を始める。
その様子を眺めながらぼんやりしていた緑谷はエクトプラズムに声をかけられ、腕に爆弾があるので必殺技のイメージが湧かないと話した。
エクトプラズムはそれなら今日は個性を伸ばすことを考えようと提案する。
そこへオールマイトが現れる。
養生しててくれと言われるが、必殺技の開発はみたいと言うオールマイト。
そこへ爆音が響き、生き生きと暴れまわる爆豪の姿が。
それをみた一同はみな、爆豪はすごいという趣旨のコメントをした。
一方、緑谷は腕を押さえながら、訓練に励むみんなの様子を眺めていた。
オールマイトが声をかけ「君はまた私に倣おうとしている」と一言だけアドバイスし、聞き返す緑谷に答えず、切島にも一言アドバイスをしにいってしまった。
「自分で考え気付くのが重要なのだ少年!」と考えるオールマイトのポケットには、「馬鹿でも先生になれる本」が入っていた。
緑谷は、オールマイトの言葉を気にしつつ、腕が動かなくならないようにサポートできるコスチュームがあればと考えながら、開発工房を訪れた。
そこで同じようにコスチュームの改良に訪れていた麗日と飯田に会う。
その時、開発工房で爆発がおき、吹き飛ばされる緑谷。
煙の中からパワーローダーと、倒れた緑谷の上に乗った発目が現れる。
僕のヒーローアカデミア 99話(週刊少年ジャンプ2016年No.33号分掲載)
前回に引き続き、部屋めぐりをすることにした一同。
芦戸は部屋王を決めるとハリキリ、峰田はこれで女子部屋を物色できるとヨダレをたらす。
爆豪は寝ているのでスルー、切島の部屋はサンドバッグなどが置かれた暑苦しい部屋、障子のは布団と机のみで何もない、瀬呂のはエスニック風、轟のは和室に改装、砂藤のは普通の部屋だが手作りシフォンケーキが振る舞われ、耳郎のは楽器がたくさん、葉隠のは普通の女子っぽい部屋、芦戸のはヒョウ柄カーテンなど柄モノがいっぱい、麗日の部屋は普通の部屋、蛙吹は気分が優れないとのことでスキップ、八百万の部屋は天蓋付きベッドなどお嬢様風だが家具がでかすぎて狭い。
1階に戻った一同が、部屋王投票を行った結果、1位は砂藤に。
決め手はシフォンケーキで、ほとんど女子票だった。
部屋王決定戦が終わったので解散しようとする一同だったが、麗日に呼び止められ、玄関前の広場に集まる。
広場には蛙吹がおり、みんなに話したいことがあるという。
蛙吹は、みんなを止められなかったショックなど色々な気持ちが溢れて、楽しく過ごせなそうだったから部屋王大会に参加しなかったが、それはとても悲しいことなので、ちゃんと話してまた楽しく過ごせるようになりたいと語る。
麗日もまた、みんな不安だったと語り、それでもまたみんなで頑張っていこうとガッツポーズをする。
事件の時に出て行ったメンバーが、蛙吹に謝り慰めた。
翌日、教室で相澤から仮免についての説明があり、合格率は例年5割を切ると伝えられる。
そこで、試験に備え、みんなに必殺技の取得をするようにと告げる。
僕のヒーローアカデミア 98話(週刊少年ジャンプ2016年No.32号分掲載)
入寮のため緑谷母に見送られ、家を出る緑谷。
場面は変わって、寮の前に集まりはしゃぐ生徒たち。
その様子を上の階から眺める校長。
校長は、寮の目的が生徒の安全だけでなく、内通者を見つけだすことでもあると考えていた。
生徒たちには、相澤から寮についての説明の前に、今後は仮免取得に向けて動いていくことを伝え、例の事件の現場にいた5名と知っていて止めなかった生徒たちに、オールマイトの引退がなければ除籍処分にしていたところだと釘を刺す。
落ち込む一同を見かねた爆豪は、上鳴を放電させてアホにし、切島に救出の時の暗視ゴーグル代を渡して、いつまでもしみったれられるとこっちも気分が悪いからいつも通りバカやってろと話す。
一同は元気を取り戻し、寮の中へ。
相澤から一通りの設備と部屋割りの説明を受ける。
相澤は、各人の部屋に自宅からの荷物が届いているから今日のところは部屋を作るようにと言って、解散させる。
夜になり、引っ越しが完了したところで、お部屋披露大会が勃発。
緑谷の部屋はオールマイトだらけ、常闇のは黒づくし、青山のはまばゆい、峰田の部屋はスルーされ、尾白の部屋は普通、飯田のは本とメガネが大量に置かれ、上鳴の部屋はチャラい、口田のはうさぎがいた。
一通り見終わった後で、上鳴が釈然としないと言い、男子たちが同意する。
峰田が、大会なら女子の部屋も見てクラス1を決めるべきと言い出し、A組ベストセンス決定戦が始まる。
僕のヒーローアカデミア 97話(週刊少年ジャンプ2016年No.31号分掲載)
緑谷母に、緑谷は預けられないと宣言されたオールマイト。
緑谷は、緑谷母に自分が注意を聞かなかったせいだというが、それも含めて学校の責任ではないかと語る緑谷母。
さらに、ヒーロー科は他にもあるから雄英でなくても良いのでははいかと続ける。
部屋を飛び出す緑谷。
緑谷の雄英にかける思いを知っているオールマイトは、緑谷の辛さを思い押し黙る。
緑谷母が連れ戻そうと立ち上がるが、緑谷はすぐに戻り、雄英でなくてもいいと宣言した。
洸汰からもらった手紙を見せ「ヒーローも個性も嫌ってた子がお礼にくれた、この子が一瞬でも僕をヒーローにしてくれた、だから雄英でなくてもヒーローになる」と続ける。
オールマイトは、マッスルフォームに変身し、緑谷母に土下座する。
謝罪と、緑谷を後継者として育てたいこと、自分と同じ道を歩ませないよう共に歩きたいと伝え、今までではなく、これからの雄英に目を向けて欲しい、緑谷のことは命に代えて守ると懇願。
緑谷母は、あなたは緑谷の憧れだからちゃんと生きて育ててくださいと、雄英行きを承諾する。
外に出た緑谷とオールマイト。
オールマイトは、緑谷に緑谷母が先代に似ていると話す。
そこへ、通りすがりの人が現れ「もしやオールマイト!?」みたいになったので、オールマイトはそそくさとタクシーに乗り、その場をあとにした。
場面は雄英に変わり、新生活が始まる。
僕のヒーローアカデミア 96話(週刊少年ジャンプ2016年No.30号分掲載)
オールマイトの引退を始めとした、ヒーロー側の痛手についての報道がなされた。
雄英高校では、校長と教師陣が、一部からオールマイトが教師を続けることに批判的な意見が出ていることを告げ、生徒らをより強固に守るため、全寮制の導入を保護者に説明する家庭訪問の実施について話す。
イレイザーヘッドとオールマイトはまず、耳郎宅を訪れる。
厳しいことを言う耳郎父だが、厳格な父に見せようとしていただけで、初めから学校に耳郎を預けることに決めていた。
イレイザーヘッドは、もっと非難されると思っていたと零し、オールマイトに一杯おごると言うが、オールマイトは飲めないからと断る。
次の爆豪宅でも、爆豪母があっさりと承諾。
爆豪母は、以前の雄英襲撃時会見でのイレイザーヘッドの言葉が嬉しかったと語り、爆豪、爆豪父と共に頭を下げた。
爆豪宅を出たオールマイトに、爆豪は「デクはあんたの何なんだ」と尋ね、オールマイトは「君と同様に大事な生徒だ」と答える。
爆豪は、「言いたくないならいい」と返し、自宅へ戻った。
オールマイトは、イレイザーヘッドに他を回るようにと頼み、緑谷宅へ。
緑谷宅では、緊張した緑谷と緑谷母が、オールマイトを出迎えた。
早速全寮制についての話をするオールマイトだが、緑谷母はキッパリ嫌だと告げる。
緑谷母は、緑谷の未来が、先日のオールフォーワンとの戦いのようなものになるなら、無個性のままだった方が幸せだったんじゃないかと思ってしまったと語り、緑谷は預けられないと宣言する。
僕のヒーローアカデミア 95話(週刊少年ジャンプ2016年No.29号分掲載)
各メディアで、昨夜の被害や、オールマイトの正体についての報道がされる。
オールフォーワンを捕らえたものの、オールマイトの弱体化が世にしれ、弔ら実行犯を取り逃がしたことを警察のお偉方は重く受け止め、対策を取ろうとしていた。
その頃、病室でオールマイト、塚内、グラントリノが、弔が志村菜々の孫であることについて話す。
志村菜々は夫を殺されたことで、子供をヒーロー界から遠ざけるべく里子に出しており、グラントリノやオールマイトにもかかわらないで欲しいと告げていた。
弔を見つけなければと言うオールマイトに、グラントリノは、お前はヤツを敵として見れないからダメだ、弔の捜索は、グラントリノと塚内が行うので、オールマイトは雄英に戻りするべきことをと諭される。
緑谷たち、爆豪を警察に送り、それぞれ家に帰る。
轟焦凍宅では、エンデヴァーが荒れている。
緑谷は帰宅後、オールマイトに呼び出され、海岸へ。
オールマイトは、緑谷を一発殴り、自分はもう引退であることと、今回緑谷が怪我をしなかったことを嬉しく思うこと、これからは緑谷の育成に専念することを告げる。
僕のヒーローアカデミア 94話(週刊少年ジャンプ2016年No.28号分掲載)
オールフォーワンに最後の一撃を食らわせたオールマイト。
オールフォーワンは倒れ、オールマイトは満身創痍ながらもマッスルフォームで拳を上げ勝利のスタンディングを披露。
ヒーローたちによる救助の様子や、オールフォーワンが連行される様子が報道される中、オールマイトはカメラを指差し「次は君だ」と告げる。
緑谷はそれを引退宣言と受け取る。
オールフォーワンは、拘置所に移送される。
看守との会話で、オールフォーワンは目が見えず、赤外線を頼りに感知していたことを告げる。
そんな状態でオールマイトと戦っていたことに驚愕する看守。
敗北したオールフォーワンだが、オールマイトは弟子との離れ時を失ったと笑う。
僕のヒーローアカデミア 93話(週刊少年ジャンプ2016年No.27号分掲載)
ワンフォーオールに、最後の一撃を食らわそうと右手のみマッスルフォーム化するオールマイト。
そこへ、エンデヴァー他のヒーローたちが駆けつけ、周囲の怪我人を救出して、オールマイトの負担を軽減することに努める。
ワンフォーオールは、今かけ合わせられる個性をすべて掛け合わせ、オールマイトを迎え撃つ用意を整える。
ついに二人は激突。
押されるオールマイトだが、左手もマッスルフォーム化し、ワンフォーオールへ一撃を入れる。
僕のヒーローアカデミア 92話(週刊少年ジャンプ2016年No.26号分掲載)
先代、ワンフォーオール「志村奈々」の名前を出し、オールマイトを挑発するオールフォーワン。
瓦礫の下の女性を守り、活動限界を超えオールマイトが、トゥルーフォームに戻る。
報道ヘリがオールマイトの姿を捕え、トゥルーフォームが中継されてしまう。
依然、心折れないオールマイトに、オールフォーワンは、弔が志村奈々の孫であることを告げる。
一瞬笑顔を失ったオールマイトだが、人々が呼ぶ声に再び立ち上がる。
僕のヒーローアカデミア 91話(週刊少年ジャンプ2016年No.25号分掲載)
爆豪救出に成功。
グラントリノ現場到着。
オール・フォー・ワンは、弔たちを逃がす。
オールマイトの活動限界が来る。
次回は先代オール・フォー・ワンについて語られる?
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まとめ
- オールマイトの時代が終わり、緑谷たちの時代へ入っていく
僕のヒーローアカデミアは展開が結構早いし程よく緩いのでストレスなく見れていいですね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。