みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
前回は、出会い系サイトを利用して彼女探しを始めたけど、色々な壁に阻まれてどうも上手く行かなかったという話を書きました。
出会い系サイトって意外と手軽そうで手軽じゃないですよね。
では、続きを書いていきます。
頑張ったけど残念だった出会い系
出会い系サイトの利用パターンは二通りしかありません。
自分で募集をかけるか、人の募集に応募するかです。
自分は一応、両方やってみました。
コミュ障なりに人に、気に入られそうなプロフィールを考えて掲示版に載せたり、親しげな調子のメールを送ってみたりと、それなりに頑張ってはみたんです。
しかしながら、付け焼き刃なせいか、比較的正直に書いたせいか、残念な結果にしかなりませんでした。
開き直ってレリゴーしてみた
自分を良く見せようとしても一向に成果が出ない出合い系での彼女探し。
成果が出ないのに、自分をよく見せようとするとか疲れることやってたら先に心が折れるなと判断した自分は、ありのままの自分を出していくことにしました。
『変わり者だと言われるので、同じような人を求めます。オシャレはメンドクサイのでしません。オシャレ文化は滅びればいいと思います。オタクです。コミュ障でメール苦手です。さくっと会って話せる人がいいです。もういっそ彼女じゃなく、二軍彼女三軍彼女的なのでもいいです。』
そんな内容の募集を載せました。
それまでは、身長、体重、顔の系統など、外見に関することを、なるべく良い風に捉えてもらえるような書き方で書いていたので「これ軽く詐欺だよなー」とか思っていたりしました。
そういう募集は、なんとなく載せた後、良い気がしなかったんですが、この募集を載せた時は、晴れやかな気持ちになったことを覚えています。
こういう内容の募集なら、あまりメール来ないだろうけど、自分と似たような煩わしさを感じている人が見てくれたら、彼女までいかなくても良い友だちにはなれるかもしれない。
あまり期待せず、楽さを重視して書いた募集でしたが、この方向転換が最良の結果を生むことになりました。
嫁たんとの出会い
以外なことに、あんな開き直った募集でも、メールをくれる方は何人かいらっしゃいました。
その中の1人が今の嫁たんだったわけです。
嫁たんは、同い年で、趣味も、過去に好きだった作品も同じで、化粧嫌い(嫁たんはちゃんとオシャレも化粧もしますが)と、共通点が多く、親近感がわきました。
早速会ってみようと、嫁たんの長い自己紹介メールに対して、3分の1くらいの分量のメールでアポを取り、一緒にご飯に行くことに。
この時点で切られなくて本当に良かったなと思います。
こんな募集にメールをくれるくらいだから相当変わった人なんだろうと思ったんですが、実際会ってみた嫁たんは普通の感じで大人しい人だなという印象。
食事をする予定だったので、食べたい物を聞いてみたら、なんでも良いとのことだったので、当時気に入っていたモツ鍋屋さんへ。
嫁たんは、あまり自分から話さない感じだったので、自分の方がバーっと喋って聞いてもらってる感じで、鍋を食べてその日は解散しました。
あんまり会話も弾まなかった、というか一方的に喋ってしまったし、今回もメールが来なくなって終了かなーと思っていましたが、意外なことに、嫁たんはその後もメールをくれました。
お互いやるべきことが色々あるし、メールは毎日じゃなくてもいいよね、と話していたこともあり、のんびりペースでやり取りができ、時間の都合がつく時は、嫁たんが春コミやご飯に誘ってくれたりしました。
嫁たんが誘ってくれるので、自分もラーメン屋に誘ったりして段々仲良くなっていけたような気がします。
この頃、自分は「この人とはこれからも仲良くやっていけそうだなー」とか思っていたのですが、嫁たんの方は「特に進展もないしこの人は友達が欲しいだけなのかな、諦めようかな」と思っていたそうです。
嫁たんを自宅へお招き
嫁たんがそんなことを思っていたとは欠片も知らない自分は、ワンランク上の友達付き合いをするべく、鍋会を計画していました。
黒毛和牛の小腸が入手できたので、友人Aと嫁たんを誘って、自宅でモツ鍋会をすることにしたのです。
嫁たんが差し入れてくれたウイスキーを3人でガブガブ飲みながら、適当に雑談して鍋をつつきました。
終電の時間がきたので友人は帰宅。
嫁たんはというと、酔っ払った自分が「泊まっていきなよー!何にもしないよー!うへへー!」と引き止めたので、そのままお泊りすることに。
2人で歯ブラシを買いに行って、寝支度をして、一緒のベットで就寝。
R指定突入。
朝。
というステップを踏んで、お付き合いすることになりました。
自分の中ではホントに一緒に寝るだけのはずだったんですが、お互い盛り上がっちゃってたんでしょうね。
きっとお酒のせいでしょう。
まぁ、結果オーライということで。
当時のことを嫁たんに聞くと
自分は全然わからなかったのですが、嫁たんは初対面から自分のことを気に入ってくれていたそうです。
だから食事にも誘ったし、メールもしていたと。
鍋の時も「自宅に招くってことはR指定OKってことだよね?でもお友達も一緒だし???」と、困惑したのだそう。
自分が「もう何度か遊んで、ゆっくり交友を深めて、恋愛感情を持ってから交際のお申し込みをと思っていた」と話すと、嫁たんは「いや、学生じゃないんだから、2回目の誘いが来た時点で気があるって気付こうよ」と怒られました。
どうも自分の恋愛観は学生で止まっていたようです。
もしかしたら、それで逃したチャンスも何度かあったのかなと思いましたね。
ちなみに、嫁たんが自分のどこを気に入ったのかというと、顔が好みだったそうです。
その時のことをマンガに描いてくれているので載せておきます。
この話を聞いた時、生まれて初めて両親に感謝しましたね。
ということで、全然まとまっていませんが、嫁たんとの馴れ初め話はこんな感じです。
こうして書いてみると、本当に周りに助けられて今があるんだなと実感しますね。
これまで書いてきたどこが書けても今はなかったと思います。
嫁たんとお付き合い出来ているのは、主に嫁たんが頑張ってくれたからですし。
これから受けた恩を少しずつでも返していけたらいいなと思います。
おしまい。
シリーズ一覧
嫁たんとは現在同棲生活中。生活の様子をマンガにしています。
嫁たんとのエピソードはこんな感じで終了です。総括を書くかは考え中。ちょっとノロケたかったので無断でマンガを載せてしまいました。嫁たんがお怒りあそばされたらランチでも奢ろうかと思います。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。