みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
ここ最近ずっと、上司さんたちがお子様の受験の話で盛り上がっております。
どうやら世間はお受験シーズン真っ只中のようですね。
ということで今日は、勉強についてのお話です。
勉強嫌いの錯覚に気付くまで
嗚呼蛙は勉強嫌いです。
学習をテーマにしたブログを運営しているので、お勉強大好きな人と思われてるかもしれませんが、実は勉強超絶大嫌いな人であります。
学生時代は、授業を聞かず、ノートも取らず、提出物も出さず、学年順位は最下位というありさまでした。
よく学校の勉強について「こんなことがなんの役に立つんだ」って思う子供がいてどうのこうのという話が話題にあがりますが、これを地で行ってましたね。
勉強しても面白くないし、テストで点を取ることに意味を感じないし、良い大学ってヤツに何の魅力も感じないというトリプルパンチだったので、もう相当なものでした。
ちなみに今もこの傾向は変わっていません。
小学校低学年くらいの時は、頑張らなくてもそれなりに点が取れるのでなんとも思ってなかったんですが、456と学年が上がるにつれて理解できないことが増えて、高校生になる頃には、もう立派な勉強嫌いになっていました。
というより、自分は勉強が大嫌いなんだという思い込みが出来上がったわけです。
そんな感じに勉強嫌いになった自分ですが、ある時「あれ?俺勉強別に嫌いじゃなくない?」と思う出来事がありました。
もう成人していた頃だと思いますが、ネットで何気なく昔すごく好きだったゲームを検索した時のことです。
「戦国TURB」というPC98のフリーゲームについて検索したのですが、これが今のパソコンでも遊べるという情報を発見したのです。
もうどうしてもやりたくて、ググってググってググりまくりましたね。
プレイするためのやり方が色々あるんですが、どれを試しても上手くいかず、出来るまで何度も手順を確認したり、他のやり方を探して試したりを繰り返しました。
結局、動いたことに満足してゲーム自体はほとんど遊んでないんですが、この時「あれ?調べて試してってコレ勉強するのと大差なくない?」と思ったのです。
この時、自分の苦手意識に疑問を持ったことがきっかけでその後徐々にですが、勉強への抵抗感が薄まっていきました。
本当は勉強が嫌いな人間はいない
たぶん勉強が嫌いな人間はいません。
学校の勉強内容に興味や魅力を感じないだけです。
ゲームの攻略法を調べて実践するとか、楽器を上手く演奏するために練習するとか、スポーツとかも全部勉強と同じ仕組ですが、こういうのはみんな楽しくやっていますからね。
恐らく人間って生き物は、何か実現したいことを見つけて必要なものを揃えて達成することや、何かに挑戦して上手くいった時に喜びを感じるようにできています。
自分は最近、卵かけご飯にかけるしょうゆを、すだちポンに変えたら美味しかったのが嬉しかったんですが、こういう感情の動きは誰にでもあるはずだと思うんですね。
なぜ学校の勉強が嫌いなのか
本来人間は勉強が好きだとすると、学校の勉強を嫌いになるのは何故なのか。
これは興味がない、楽しくない、やって良いことがあると思えないってことが大体の理由だと思います。
学校の勉強が好きな人や、進学に意義を感じている人にはわからないと思いますが、勉強嫌いからすると、学校の勉強は穴を掘ってまた埋める作業に等しい行為です。
穴を掘ってまた埋める作業を繰り返していると気が狂うらしいですから、勉強嫌いが「勉強したくない、やる気が出ない、意味が無い」と言って勉強をしないのは防衛本能からくる行為かもしれませんね。
無理にやらせると穴の作業と同じように気が狂うかもしれません(無茶苦茶言ってみた)。
興味がない分野を勉強するために必要なこと
そんな感じに勉強嫌いにとっては苦痛でたまらない学校の勉強。
こんなのやろうとしてもやる気が出ないのなんて当たり前なので、初めからやらなきゃいいと思いますが、受験生のみなさんや親御さんはそうも言ってられないでしょうから、できる方法を考えてみました。
- まず好きなジャンルで勉強への抵抗感を減らす
- 興味がないジャンルはできるところからやる
- できないことをできるようにして達成感を得る
- できることを増やして自信を付ける
めちゃくちゃ普通のこと書いてますが、好きじゃないことはせめて「できる」って自信がないと手も付けられません。
学校の勉強はどんどん進んでしまうので、興味がない上にできないことをやらされることになります。
できることならそんなに苦になりませんが、できないことを要求されるのは苦痛なので、どんどん嫌になっていきます。
まず、好きなこと、できることからやるのはかなり大切です。
今勉強してる内容を苦に感じるなら、苦でないところまで戻ってそこからやると良いと思います。
まとめ
- 学校の勉強は嫌いでも勉強自体は好きなはず。
- 勉強自体は面白いってことに気付くと勉強嫌いがマシになる。
- できるところから少しづつやって達成し、自信をつける。
勉強自体を嫌いと思い込んでしまうのはとても損です。勉強が面白いと知覚する前に、学校の勉強で嫌いにさせてしまうのはよろしくないと思うんですが、みんな学校行かされるんですよね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。