みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
先日までPCのない環境に行っていて暇だったので、以前から気になっていた『個人で稼ぐ力: スモールビジネス起業のすすめ』を読んでみました。
560円と安めで、文字数約22,000文字とライトな本でしたので、さらっと読めるだろうなーと思って手に取ったのですが、これが中々良い本でちょっと驚き!
ということで今日は久しぶりのブックレビューです。
『個人で稼ぐ力: スモールビジネス起業のすすめ』の基本情報
タイトル通り、起業をオススメしている本です。
少ないリスクで場所に囚われずに働くビジョンを実体験を通して語っています。
成功談も失敗談も具体的なエピソードで語られているので、イメージが沸きやすく、読むとやってみたくなる点が魅力であるように感じました。
基本的に心構えを説いていて、手取り足取り教えるような内容ではないので、そういうのを求めてる人には向かないかもしれません。
著者
この本の著者は、板羽 宣人さんという方で、公務員を8年勤めたのち起業し、現在ベビログという会社の代表を務められているようです。
多くのインターネットメディアを自社運営し、また、その運営ノウハウを基に、コンサルタント業も行っているのだそう。
目次
はじめに
公務員からの起業
場所にとらわれない生き方
安定した収益を生み出すビジネスモデル構築
順調に伸びている事業とその理由
結果を出すのに必要なのは「商人の心構え」
すべては人のつながりから
自分で稼ぐ力
おわりに
■講演依頼について
■著書の紹介
見どころ
個人的に面白かったのは、主な収入源になっているテディベアサービスの仕組みの話でした。
webサイトで注文を受けてオーダーメイドのテディベアを販売するのですが、これがいつぞやホリエモンが語っていた成功しやすい起業4か条にピッタリはまっていて、「なるほど、こうやるのか!」と一人で膝を打ってしまいましたのです。
ちなみに起業4か条は以下の4つ
- 利益率が高い
- 在庫を持たない
- 定期的に一定額の収入が入る
- 資本ゼロあるいは小資本で始められる
本の中で紹介されているテディベア販売サービスは、オーダーメイドなので単価も高く設定でき、在庫を持たなくてよく、前金から製造費を支払うので資本もいらないというファンタスティックな仕組みで「うおお」ってなりました。
一定額の収入という点も、さおだけ屋がつぶれない仕組み的なものでクリアしてると思われます。
読んだからってパッと真似できるわけではないんですが、自分の中でバチっとパズルがハマったのでテンションあがりましたね。
あとは、家族でノマドしたって話も魅力的だったかな。
ウキウキします。
まとめ
- 体験談ベースなので、イメージが沸きやすい
- 手取り足取りではないが心構えはわかる
- 成功例、失敗例とその原因を具体的に知れる
起業や副業を考えている人、興味のある人は読んでみても良いと思います。
Kindleオーナーライブラリーの対象でもあるので、Kindleオーナーのプライム会員は無料で読めるみたいですね。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。