みなさまごきげんよう!
嗚呼蛙でございます!
昨日、嫁たんとご飯を食べていた時のこと。
窓から入った羽虫がウザくて、「あとで仕留めないとねー」なんて言ってたんですが、そこに我が家の居候であるアダンソンハエトリくん(ハエトリグモ(オス))が颯爽と現れ、羽虫を捕獲してくれました。
我々大歓喜。
ということで今日は、益虫ハエトリグモについてです。
ハエトリグモとは
ハエトリグモとは、ハエトリグモ科に属すクモの総称。
名前の通り、ハエなどの小型の虫を捕まえて食べてくれる益虫です。
自分であちこち歩き回って獲物を捕まえる徘徊性のクモなので、いても部屋の中に巣を貼られることはありません。
といっても、糸を出さないわけではなく、歩く時に常に糸を出していて、エサに跳びついた時などに下に落下しないよう、命綱にしているようです。
アダンソンハエトリとは
アダンソンハエトリとは、ハエトリグモの一種で、家屋内でよく見かけられるクモのひとつです。
オスとメスで大きさや模様が異なり、オスは大きさが5~7mm程度で、色は黒っぽく、白い模様が入っています。
メスの方は、大きさは6~9mmでオスより大きく、色は茶色っぽいです。
オスのアンダソンハエトリは、顔の前にある白色の触肢をちょこちょこ動かしながら歩く様子が中々キュート。
アダンソンハエトリくんの狩猟を生でみた時のこと
冒頭でも書きましたが、昨日の晩ご飯の時のことでした。
たぶん洗濯物を取り込んだ時に入り込んだのでしょう、ちょっと大きめの羽虫が部屋の中を舞っておりました。
羽虫が壁の辺りでパタパタしていると、その付近に潜んでいたアダンソンハエトリくんがちょろちょろっと歩いて出てきたのです。
嫁たんと二人で、「これはアダンソンハエトリくんが羽虫を捕まえるところを生で見られるんじゃないか」と、彼らの様子を固唾を飲んで見守りました。
羽虫との距離を縮め、ぴょんと羽虫に跳びかかるアダンソンハエトリくん。
しかし、羽虫はひらりと身をかわします。
「頑張れ、アダンソンハエトリくん!家賃分の働きをするんだ!」と応援する我々。
再び、距離を縮めて、アダンソンハエトリくん二度目の襲撃。
跳び過ぎたのか、物陰まで落下していってしまいました。
両者のバトルの行く末が気になった我々が、立上って物陰を覗きにいくと、そこには、見事に羽虫を仕留めたアダンソンハエトリくんの姿が!
「おおおーーー!!やるじゃんクモっちーーー!!」興奮する我々。
その時に撮影した写真がこちらになります。
羽を入れたら自分の体よりも大きな羽虫をがっちり捕まえていました。
アダンソンハエトリくんの狩猟の様子がわかる動画
我が家のアダンソンハエトリくんの動画を撮れればよかったのですが、見るのに夢中になっていて撮影を忘れていました。
ですので、マウスポインタをエサと間違えて跳びついてる動画を貼っておきます。
色々な動画を見てみましたが、こちらの動画の跳びつき方が、うちのアダンソンハエトリくんと一番近かったです。
まとめ
- ハエトリグモは巣も張らないし、小さい虫を食べてくれる益虫
- アダンソンハエトリは、ハエトリグモの一種で、家屋内によくいるクモ
- マウスポインタや、レーザーポインタをエサと間違えて追いかけるカワイイヤツ
どうでもいい話ですが「アダンソン」をずっと「アンダーソン」だと思っていました。小さいし動きもキモくないので、我が家では殺さず放置しています。今回ちゃんと働いてくれていることがわかり感動しました。
では、今日のところはこの辺で。
嗚呼蛙でした。